約10年ぶりに車を新しくしました。
買ったのはホンダのHR-Vで、2月に注文していたのが、半年後にやっと手に入りました。
世界的な半導体不足で、車だけでなくエアコンとか冷蔵庫とか、いろいろなものが手に入りにくくなっているそうです。
私の場合には、今まで使ってきているホンダのフリードに不都合があるわけではないから、半年問題なく待てましたが、中には待ちきれずキャンセルして他の車を探す人もいるそうですし、予約を入れた担当者を怒鳴りつける人もいるようです。
おかげで中古車市場が活気づいて、中古車の価格も上昇するものもあり、私の場合には、半年前の査定では33万バーツだったのに、じっさいには37万バーツで売ることができました。
新車を購入したのは、4台目になりますが、今回は、半年も待ったためか、販売店のパフォーマンスなのか、赤い大きなリボンを車につけて、記念写真ようにとのことでした。
TIKTOKとかインスタ用に写真を撮る人が多いのでしょう。
そして、販売店の地の神様のところで、お線香をあげて、安全祈願をして、最近はやりの燃え尽きると数字が出てくるお線香に火をつけて、あとから、その数字が何だったかを教えてくれます。
タイでは、新車を買うと、まず赤い仮ナンバーをつけて走るのですが、その番号とか、このお線香の番号で宝くじを買う人が多いんです。
仮ナンバーは、走行できる日中だけとの時間制限とか運転できる場所の制限があるので、事前に許可を取っておかないと夜間の運転とか地方への運転は原則できないです。
正式のナンバーを受け取るまでには1か月以上かかるようです。
新車の場合には、事前に指定している透明度のフィルムを窓に貼ってもらっているので、2週間は窓の開閉が禁止です。
あと、さび止めとかワックスとかいろいろな塗装の都合もあって、洗剤を使っての洗車もしばらくは禁止だそうです。
フリードで使っていたドライブレコーダーも取り外していたので、新車に取り付けてもらいました。
新車を購入するときには、事前にオプションで何を付けてくれるのかを交渉するのですが、今回は、保険を付けてくれました。
それで、新車の前での記念撮影をして、外回りの説明や注意事項をしてくれ、やっと、運転に関する説明です。
その前に、車の中で担当の女性が、仏教のお祈りをしてくれました。いろいろ、今までにはなかったサービスでした。
つい先日、バンコクでは広い地域で道路がかなり冠水して、中にはエンストしたり、車内に水が入って大変だった人もいるようなので、どのくらいの冠水までなら安全かを聞いてみたところ、タイヤの約半分までなら問題ないとのことでした。
走行中の浸水は保険でカバーされないことが多いようですが、家に駐車中の浸水であれば保険対応になる可能性があるようです。
初めてのハイブリッドですから、いろいろな機能とか操作方法に関する説明が長いこと。1時間以上かかりました。
いろいろな設定は、もうパソコンですね。半導体がたくさん使われているんでしょうから、水には弱そうですし、故障したら修理というよりも基盤の取り換えでしょう。
世界的な原油高ですから、ハイブリッドは、ガソリン車に比べて経済的だと思います。
実際に乗ってみないと、機能とか、いいところもそうでもないところはわかりません。
でも、これからどんどんICが使われ、徐々に自動運転など通信機能も増えていくわけで、便利な分だけ、プログラムのバグとか通信障害とか、そちらのトラブルが恐ろしいのではないかと思います。