2022年7月18日月曜日

中古カメラの話 その4

私のような素人でも、中古カメラの修理の真似事ができることもあります。 

私は、手先が不器用なので、手先の器用な人なら、もっとできることもたくさんあって、上手にきれいに仕上げることもできると思います。

私がやったことで、まあまあの出来だと思っているのは、カメラの革の張り替えです。

中古カメラのは、表面の革が破れたものとかはがれたものがあって、高級なカメラだったら、それもまた味なんでしょうけど、中古の普通のカメラは、やはり革もきれいな方が気持ちがいいわけです。

皮をはがすのは、気を付けてやればむつかしくはないし、薬剤を使えば、簡単にできます。



機種によっては、上蓋や下蓋を外さないときれいにできないものもありますが、外さないでもできるものが多いです。

フラッシュへの差し込みとか機種によっては、タイマーのスイッチなどのつまみがついていると、それを外さないとむつかしいものもあります。

いい加減に破ってしまうと、それを型紙にして新しい革を切るときに苦労します。

カメラ用の張替え革はネットで購入できます。


そして古い革に合わせての切断ですが、不器用な私にはむつかしかった。




型通りに切り抜いたら、あとは接着剤で貼っていくだけです。





実は、もっと便利なものがありました。

モデルにもよりますが、出来合いの型になっている張替え用の革を売っているところがありました。

それを買えば、革をはがすのもいい加減でも構わないですし、汚れをきれいにふき取った後で、それを貼っていけば、本当にきれいに仕上がります。



故障がないものでしたら、きれいに掃除をしてモルトを張り替えて、革をおしゃれな色に変えて、売ることも可能でしょう。