1970年代の北欧やドイツの冬は、セントラルヒーティングもあって、驚くほど暖かかった記憶があります。
私の見た範囲では、家庭でも大型のガスボイラーが地下にあって、温めたお湯をパイプで家中に送って、部屋の中には大型コイル状の放熱器があって、部屋は乾燥しますが、暑いくらいでした。
乾燥するのでコイルの上に水を入れた洗面器や濡れタオルを置いて湿度を保つようにしていました。
これからどんどん寒くなっていく北ヨーロッパですから、天然ガスを止められたら、大変なことになります。
世界中で原発を減らし、太陽光や風力発電をといった話ですが、水力や火力に比べて、いろいろな問題があります。
太陽光の場合、北ヨーロッパの冬は、日照時間が短いです。そして雪が降ったり曇りだったりしたら、発電できないです。
なのに、電気自動車を増やすとか言っているし、何を考えているのかよくわかりません。
電力不足なのに電気自動車とか、悪い冗談です。それに寒いところでは、バッテリーもすぐに充電が必要になり。走行できる距離も減ります。
最近は、すぐにばれる嘘とか、矛盾がバレるようなことを平気で発言する政治家や専門家が多すぎますよね。
ソーラパネルを作るのには、多くの化石エネルギーを使いますし、風力発電用の風車も製鉄には石炭や石油が必要ですし、風車に巻き込まれて殺される野鳥のことも、その辺は無視です。
ソーラパネルを設置するのは森林を切り倒して作れば、自然破壊ですし、土砂災害の可能性もあります。
電気自動車は充電用のステーションを増やしている話はしますが、充電時間については、あまり説明しないようです。
一般に普及させるためには、まだまだ時間も技術も必要ですが、今すぐにでも使えるような話ばかりです。
それに日本の会社ではなく中国など海外の会社に儲けさせようとしている政治家もいるようで、情けないというか、売国奴です。