2022年9月17日土曜日

家族の話

このところタイで話題になっているのは、学校のコンピュータールームのキーボードが爆発して、生徒が死亡したとされた事件で、捜査の結果、近くにいた生徒の持っていた拳銃が暴発したことが原因だと発表されています。

でも、なぜ拳銃を学校に持ってきたのかとか、事故の後、暴発したといっている生徒が先輩を呼んで、拳銃を近くの運河に捨てたとか、まだまだ事実関係ははっきりしていないようです。

タイでは、拳銃は登録制で、持ち家があるなど一定の条件を満たせば、合法的に買えるし、所持できるのですが、違法な拳銃もかなりあふれているから、いろいろな事件で拳銃が使われています。

最近では、ネットで簡単に買える状況を問題視する人たちも増えています。

タイでは、学生や生徒たちが対立するグループとの抗争が以前から続いていて、刃物やけん銃や爆発物なども登場し、死傷者が出ているばかりではなく、巻き添えになる人もいます。

今回の件が、生徒間のトラブルなのか、それとも本当に暴発による事故なのかが話題になっているわけです。

こういった若者同士のケンカ問題は、どこの国にもあるわけですが、タイの場合には、家族制度が独特というか、複雑で、結婚をしていても籍を入れていない人も多いですし、子供が生まれても、母親や祖母や伯母に預けて、自分は独身のように仕事をしたり、新しいパートナーを見つけたりする人も少なくありません。

複雑な家庭環境の子供のすべてが、ぐれるわけではないですが、保護者の目が届かなかったり、まわりからの愛情不足などで、反抗期に悪い仲間たちとつるんで、悪いことをする可能性もあるわけです。

今回の拳銃を暴発させた少年は、両親が離婚後、母親が新しい男性と暮らすようになり、知り合いの僧侶に子供を預けて、育ててもらっていたようです。

日本でもどんどん離婚する夫婦が増えているそうですが、経済的なこととかDVとか不倫とか親には親の都合もあるでしょうし、離婚して幸せな人生を歩んでいる人も多いとは思うけど、子供にとって、親の離婚は重い問題でしょうね。

いろいろな考え方はあるでしょうけど、私の個人的な考えでは、男は、女性が妊娠をしてから、出産、そして子育ての間、性欲の発散が思い通りにできない人もいて、ついふらふらと不倫したり、風俗の女性と親しくなったりして、トラブルになることもあるような気がします。

結婚経験のある男性は、女性の扱いにも慣れているし、童貞の男性よりも女性には魅力的だったりして、つい不倫のお相手をしたりすることもあるでしょうし、離婚をして、時には人肌が恋しい女性もいるかもしれません。

昔は、結婚相手しか知らない女性が多かったのですが、今は、複数の男性を知っている女性も多いですから、どこかで比べていたりもするわけです。収入とか性格とか夜の相性とか。

建前では、本当のことはわからないですが、実際の話、女性の性欲も最近は、表に出て語られることも増えています。

男性も同じで、結婚して、いろいろと口うるさくなった奥さんよりも、魅力を感じてしまう女性はたくさんいるわけです。

人生長いですから、思い通りにはならないこともあるだろうし、悩むこともあるでしょうけど、社会としては、できるだけ、トラブルを起こさないシステムが大切だと思いますね。

最近の日本人は、自分勝手すぎて、自分のことばかり考えているような気がします。

子供のこと、社会のこと、国のことなども重要で、そうしたすべてのことが、まわりまわって、自分に降りかかってくるのが人生だと考えています。

公営ギャンブルと同じように国が管理する公娼制度は必要悪だと思っています。