2022年12月31日土曜日

ネコと暮らす話

ネコも犬も好きですが、今は猫4匹と暮らしています。

最近、ネコがイヌ化してきているのではないかといわれています。

昔からネコは自分勝手で、犬は飼い主に従うといわれてきています。

実際、子供のころ実家で飼っていた猫たちは、勝手気ままでした。田舎でしたし、放し飼いでした。

好きな時に食事をして、好きな時に昼寝をして、メスは、時々子猫を産んで、時には家出をして1年くらいいなくなったり、まあ、私と大して変わらない暮らしかも。

犬は、私が子供のころは飼っていたそうですが、隣の子供が棒でつついて遊んでいたところを噛み付いたそうで、そのまま保健所に連れて行かれたそうで、それから犬を飼うことは禁止でした。

ネコと家から出さないで暮らして分かったことは、同じエサを飽きもしないで毎日食べることに感心しましたし、毛が長い種類なので、よく毛玉というか毛の棒を吐き出します。

最初は4匹がそれぞれ仕切られているところで食べられるようにしていましたが、場所をとるので一度に2匹だけ食べられるようにしたら、4匹の猫に序列があることがわかりました。

序列の低いネコは、じっと席が空くのを待っています。

トイレに関しても発見がありました。

大便と小便とでは、出す位置が違います。

大便は入り口から入ったら、体を回転させ入り口に頭を向けて排便しますので、便は、入り口から一番離れたところに3匹はしています。

一匹だけは、いつごろかか、トイレの入り口から30センチほど離れた床でするようになって、いくら叱ったりしても治りません。

排尿は、入り口から入って、そのままの姿勢でしています。トイレの外で排便している子も、おしっこはトイレの中にするので不思議です。

もしかすると避妊手術の時に、神経が傷ついてしまったのか、何か関係があるかもしれません。

トイレにも順番があって、誰かが使っていると、トイレの横でじっと待っているのも可愛いです。

自分の昼寝する場所は、複数あって、一か所にずっととどまっているわけではないのも不思議です。でも、好きな場所は決まっているようです。

私に近寄ってくるときには、エサのおねだりもありますが、ただ甘えたいだけの時もあるようですし、ほかのネコからの攻撃を避けようとしているふしもあります。

どのネコも甘えるときには、頭や体をこすりつけてきますが、一匹だけは、その時にたまに噛み付いてきます。甘嚙みにしては痛いです。

ゴロゴロと喉を鳴らすのはみんな同じです。

失敗しちゃったのは、寝室で子猫の時から飼ってしまったので、夜中にトイレに行きたくなると、ドアを爪でひっかくので、その音で、夜中に何度か起こされてしまいます。

トイレから戻るのは、すぐではなく、あそこを乾かしてからなのか、少し時間をおいてからなので、また起きなければならないし、なんといっても4匹だから、時には3回とか4回起こされる時もあります。

目を覚まさないとドアのところで排尿しますから、後始末が大変です。

排尿を我慢できる子とできない子とがいるように思います。排便を外でする子が、部屋の中で排尿する回数が一番多いというか、ほかの子は、ほとんどしません。

以前、子猫の時には、ベッドの上で粗相する子もいましたが、今は、どのネコもベッドの上ではしません。

呼びかけて反応するときと、呼びかけても反応しない時もありますが、自分の名前が呼ばれていることはわかっているような気がします。

2匹が家出をしました。1匹は、2回ともすぐに戻りましたが、1匹は、一晩外で過ごし、翌日探したときに家から10メートル程しか離れていない木陰で見つかりました。

ネコがいなくなったら、車にひかれないかとか、誰かに連れ去られないかとか、ほかの猫や犬に噛みつかれてはいないかとか、いろいろと心配します。

人間の家出とか拉致では、親はめちゃくちゃ心配でしょうし、私のように、海外に一人で行ったままなかなか戻らない子供を持ってしまった親は、居場所はわかっていても、いろいろと心配したでしょうから、間違いなく親不孝です。