「かりそめ天国」でマツコさんが、 加賀まりこさんの魅力を語ったときに、今のアイドルと比べて、「アイドルはブスだし」と発言して炎上しているそうです。
多くの人たちが思っているけど口に出してまでは発言しないことをテレビでいっちゃったから、炎上するよね。
「マツコの知らない世界 新春SP」でもIKKOさんと「昭和美女の世界」で加賀さんだけでなく、いろいろな大女優さんたちを紹介していました。
昔だって、そんなに美人ではない大女優はいたと思うけど、今のアイドルは、とにかく数が多いから、いろいろな人がいると思います。
ただ、加賀まりこさんは、今の人が見ても、美人というよりかわいくて魅力的と思う人が多いのではないかと思います。
そんなに背が高いわけでもないのに、オーラが違いますね。ファッションセンスもいいですし、思ったことをズバズバいうところもあの時代だからこそすごかったと思います。
未婚の母の件でも、決して父親の名前を明らかにしませんでした。
私は、70年ごろ加賀まりこさんを東京で実際に見たことがありましたが、ファッションを黒で決めて、大きな黒の帽子をかぶり、パンタロンには大きなバックルの太いベルトでした。
少し離れたところからでも、そのオーラで、すぐに加賀まりこさんだとわかりました。
河合奈保子さんもめちゃ可愛かったです。
バンコクで見たクラプトンはすでに歳をとっていて、いいおじいさんになっていたからでしょうけど、前から2番目の席で見ても、ギターテクニック以外はそんなにオーラは感じませんでした。
有名人でも普段はオーラを感じない人もけっこういて、寺山修司さんは、体の大きな競馬好きなおっさんだと思ったし、ジェーン・フォンダは、金髪の反戦活動家にしか見えませんでした。
演劇の人たちは、舞台の上だと輝きますね。
タイでは、ラマ10世の妹さんとラマ10世の最初の奥さんを近くで見たことがありましたが、警備の人の数を考えなければ、とても庶民的ですごいオーラは感じませんでした。
マツコも有吉も言っていましたが、華のある人というのは、自分の世界に酔える人で、自分が一番と思っていて、自分の置かれている立場やファッションに少しも疑いを持っていない人だと思います。
多くの人の視線を浴びてきた経歴と自信があるから輝くのでしょうね。
だから、一般的には、男女問わず、田舎から出てきた、まだ素朴な人でも、注目を浴びているうちにあか抜けてきて、魅力的になる人が多いですよね。