日本の学校では教えてもらわない英語をビートルズやローリングストーンズの歌詞で知ったりして、中学とか高校の時には、仲間たちと自慢しあったりもしたわけです。
当時は、今と違ってほとんどの人がFU〇Kなど知らなかった時代でした。
ボブ・ディランの歌詞などにもいろいろと知らない単語がちりばめられているわけで、辞書を引きながら、いろいろと想像力を働かせたものでした。
英語俗語辞典なども購入しました。
好奇心が向学心を向上させるわけで、男の子にはスケベ路線は力になります。
BastardとかSon of a Bitchとかの罵倒系とか、below the belt(へその下)系とか、Groovyのようなその時代の流行り系とか、まあいろいろあるわけです。
世界共通にへその下の話は、男同士では、まあ盛り上がりますから、海外に行って語彙が広がります。
日本は、歴史的にも、小姓とか少年愛は武士の間ではかなり一般的でしたし、大奥などのように女性同士の秘密の愛とかもあったし、歌舞伎の世界のように女装する芸も発展しています。
=かぶき者(かぶきもの。傾奇者、歌舞伎者とも表記)は、戦国時代末期から江戸時代初期にかけての社会風潮。特に慶長から寛永年間(1596年 - 1643年)にかけて、江戸や京都などの都市部で流行した。異風を好み、派手な身なりをして、常識を逸脱した行動に走る者たちのこと。茶道や和歌などを好む者を数寄者と呼ぶが、数寄者よりさらに数寄に傾いた者と言う意味である。=
好き者といえば、スケベな男という意味になりますし、変わり者といえば、普通の人とは違った人という意味ですよね。
日本では、普通ではない変わった人たちを面白おかしくからかうことはあっても、差別して追放したりしないで、一緒に暮らすことをしてきています。
キリスト教は、教会の教えが絶対ですから、その教えに背くものを弾圧しますから、LGBTQなどの運動も盛んになっているわけです。
本当は、日本には、そんな運動は必要ないと思うけど、欧米かぶれが多いので、日本も同じ運動をすべきだと必死になっているような気がします。
お金のためだったり、政治運動だったりもありそうです。
日本は一神教ではなくて多神教ですから、昔から、なんでも神様が宿るし、どんな変わり者でも共存してきています。共存できないのは仲間に危害を加えるなど、集団の掟を破るものだけです。
さて、俗語の話の戻ると、イギリスでアルバイトとして夕方から働いたレストランには、いろいろな人種が働いていましたが、お客様にもいろいろな人がいて、キッチンに遊びに来る人もいました。
その一人がトニーさんという、小柄で眼鏡をかけたイギリス人で、キッチンスタッフからは、クイアーと影で呼ばれていました。
このクイアーという言葉を知らなかったので辞書で調べてみたところ、変わり者とかおかまとかいった意味でした。
=「queer」という言葉が英語圏では偽造酒や男性同性愛者のことを指したために、19世紀から20世紀にかけては、主にセクシュアル・マイノリティに対する蔑称、差別用語として用いられた。=
トニーさんは、話し方もしぐさも女の子で、かわいいのですが、顔だちは、人形劇の子供という感じで女性らしくはなかったです。
タイもおかまちゃんたちが多いし、ニューハーフと呼ばれた人たちも多い国ですが、やはり、からかったりはしても、差別することもなく、タイのホテル業界とかテレビや芸能界には、滅茶苦茶多い感じです。
あと、医師とか弁護士とか学者や教師とかにも多いようです。
タイは仏教徒が多いのですが、古くからの民間信仰は、いろいろなところに精霊が宿っているという多神教です。
一神教は、自分たちだけが正しいと、迫害したり、抑圧したり、追放したり、虐殺したり、怖いですよね。
LGBTですが、レズもゲイもバイもトランスジェンダーも極端に言えば、自称ですよね。
自分がそうだといえばそうです。証明するには、遺伝子を調べるとか、体のつくりを調べるとか、精神科医に診断してもらうとか、いろいろと面倒でしょうね。
でも、スポーツの女子大会に自称女性と男性の肉体を持つ人が出てきたり、女性用のトイレやお風呂に男性の体で自称女性が入ってきたら問題だと思うな。