昨年から「ChatGPT」などのAIが注目されていますが、AIとはArtificial Intelligenceの略で、人工頭脳と訳されます。
反対に位置するのがNIで「Nature Intelligence」自然頭脳といわれています。
昔は、コンピューターは、電子計算機といわれていた時代もありました。
高速に計算することができるので、どんな計算をしてもらうかの指示が重要になります。
例えば、翻訳ですが、外国語と日本語訳とを関連付けることで、外国語を入力すればすぐに日本語訳が出てきますし、コンピューターの能力が向上し、集めたデータの数や正確さが増せば、長文を即時に翻訳することも普通にできるわけです。
人間の考えることとか、欲しがっているものとかのデータが集まれば、「ChatGPT」のように質問すれば、答えが返ってきます。
文章だけでなく、写真や動画などのデータも集めると、こんな感じの画像を作ってくれとか、こんなシナリオの動画を作ってくれとかの指示にもこたえてくれるわけです。
以前から言われてきているように、グーグルで検索をしていると、時々頼んでもいないのに広告が現れるとか、自分が興味を持っているようなサイトが表示されることもありますが、すべて、自分の検索したデータをどこかが集めてどこかに売っているからできることです。
ですから、どこもなんとかしていろいろな個人情報を本人に気づかれることなく、集めようと必死になって開発を進めています。
以前は、そういったものは無料で使えること多かったのですが、最近は、そういった彼らが情報を集めて利益を出すものでも有料にしてきていますから、ずうずうしい話ですよね。
我々の個人情報や個人の思考や思想などは、価値のあるものですから、無料で簡単に他人に使わせることはやめたほうがいいと思いますね。
例えば、選挙の時の出口調査なんかも、無料でデータを集めて、NHKなどはそれを利用し、受信料をとっているわけです。
アンケートとか、日本人はまじめで嘘をつかないから価値があるそうですが、対価を支払ってくれないものなら嘘ばかりついても面白いと思います。
LineとかTiktokなどを使う日本人は多いのですけど、自分の発している文章や写真や動画が韓国や中国に集められて利用されていることに気が付いていない人が多いのではないかと思います。
位置情報なんか、ものすごく利用価値があります。
今は、監視カメラとか家電とかには、プログラムが入れられていて、知らないうちに情報が外部に流れているようです。
強盗とか犯罪者たちは、事前にグーグルマップを利用しているといわれています。
以前、Facebookは本名出ないと使えないと信じられていて、みんな学歴とか職歴とか出身地などを正直に記入していたそうですが、全部、巨大コンピューター内に保存されてしまっていると思います。
私は、インターネットにつながっているものは、基本匿名です。自分にメリットがない限り、情報はただではできるだけ出さないようにと考えています。
日本人の多くが、もう丸裸状態だと思いますよ。
AIの時代とか言われますが、AIもデータと電気と通信網がなければ何にもできません。もちろんプログラムも。
自動運転も同じですし、ドローンも同じです。