2025年6月18日水曜日

「ウスクダラ」の話

 誰にでもあると思うのですが、頭の中に曲が流れてきて、特徴のある歌詞が思い浮かぶのですが、曲名や歌手の名前がわからないことが時々ありますよね。

検索することができるようになってからは、いろいろと似た言葉で検索をかけて、出てくることもたまにはありますが、だいたい無駄な苦労に終わり、ある時突然曲名や歌手の名前を思い出すこともあります。

「イデデ・イデデ」なんて言葉も以前あって、子供のころ、何かに足をぶつけたりすると「痛てて痛てて」と歌った記憶もありました。

調べた結果は「バナナ・ボート・ソング」で悲しいバナナを運ぶ労働者の歌だとわかりました。英国やスペインの奴隷貿易はひどいよね。

今回は「ウスクダラ」という言葉が浮かび、最近話題のGoogleのAI STUDIOに調べてもらいました。

AIでもなかなかむつかしかったようで、最近の曲から、Queenの曲まで教えてもらったのですが、私の思い描いている曲と違ったので、もっと古い曲だと探してもらい、やっと見つかったのが、アーサー・キットの歌ったトルコの曲「Uska Dara」でした。

でも、この歌手ではなくて、日本人が歌っている曲だと記憶していたので、今度は自分で調べてみたら、江利チエミさんの歌だとわかりました。

江利チエミさんの「ウスクダラ

どうして江利チエミさんなのかと考えてみたら、「ぽかぽか」に波乃久里子さんと大竹しのぶさんが出ていて、座頭市の勝新太郎さんの思い出や高倉健さんの思い出を語っていた中、大竹さんが、「当時、高倉健さんは江利チエミさんと結婚なさっていて環八(東京・環状8号線)をドライブして、チエミさんが『降りる』って言って(高倉さんが)『何で?』って言ったら(江利さんが)『ダーリンが運転するところを見たい』って」と話しました。

江利チエミさんの波乱万丈な人生を調べていたんです。だから、「ウスクダラ」が浮かんだのかも。

昔の芸能界と芸能人はとんでもなくすごかった。

勝新太郎さんに関する波乃久里子さんからの話も面白かった。

昔は、小沢昭一さんとか永六輔さんの話が面白かったけど、昔を知る人がどんどんいなくなってしまいます。