ヤフオクで落札して持っていたのに、手放してしまったこちらのかわいいカメラについてGeminiに説明してもらいました。
ご提示いただいた写真のカメラは、旧東ドイツ(DDR)の**カール・ツァイス・イエナ(Carl Zeiss Jena)**が製造した、非常にユニークなデザインと機構を持つ35mmフィルムカメラです。
製品情報
製品名: Werra mat(ヴェラ・マット / ヴェラマート)
製造国: 旧東ドイツ(DDR)
製造年代: 1961年〜1960年代後半
このシリーズは1954年に誕生しましたが、写真のように上部が丸みを帯びたデザイン(「トップカバーが丸い」タイプ)は1961年以降のモデルの特徴です。
簡単な使い方
Werraシリーズは「ボタンやレバーを極限まで減らす」というミニマリズム思想で設計されており、使い方が一般的なカメラと大きく異なります。
フィルムの巻き上げ(最大の特徴): レンズの付け根にある大きなリング(黒いギザギザの部分)を時計回りに少し回転させることで、フィルムの巻き上げとシャッターのチャージを同時に行います。
レンズキャップの活用: 付属のレンズキャップは、逆さまにしてレンズに装着するとレンズフードとして機能するように設計されています。
露出(明るさ)の設定: レンズ鏡胴にあるリングで「シャッタースピード」と「絞り」を調整します。本体に内蔵された露出計(セレン光電池式)の針がファインダー内に見えるので、それを見て設定を合わせます。
ピント合わせ: このモデルは「目測(スケールフォーカス)」式です。レンズにある距離目盛を見て、被写体までの距離を予測して合わせます。
シャッターを切る: 軍艦部(カメラ上面)にある唯一のボタンがシャッターボタンです。
補足
このカメラは、当時の東ドイツが「人々のためのカメラ(Volkskamera)」として開発したもので、バウハウス的な機能美が高く評価されており、現在でもコレクターに人気の高い一台です。
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*たった1枚の写真からこれだけの情報がわかるのですから、すごい世の中で。カメラにこっていた頃に、こうしたAIがあったらと思う今日この頃です。
