2017年9月5日火曜日

避妊手術

我が家の4姉妹ですが、すでに3才になっています。











ずっと屋内で飼ってきていますが、一度だけ、クロが、逃げ出したことがありました。すぐに気が付いて、追いかけましたが、いろいろと呼びかけても、知らん顔で、近所の屋根の上を行ったり来たりしていました。

屋根を見上げてウロウロしたので、近所の人からどうしたんですかと声をかけられました。

そのうち、姿が見えなくなってしまい、とても心配でしたが、どうすることもなく、家でスタンバイしていました。

ベランダから、隣のベランダに飛び移っていったようで、また、ベランダに戻ってくるのではないかとベランダで待っていましたところ、1時間もしないうちに、また近所の家の屋根の上に姿を見せました。

以前、レザーポインターの光に反応して追いかけることを思い出し、レザーポインターを使って、近くまでおびき寄せて、捕まえることに成功しました。

生後1年くらいで、すでに妊娠可能だったので、とても心配でした。

その後、家中の猫が逃げる可能性のある隙間すべてに、プラスティックの網を張って、逃げ出さないようにしています。

といっても、人の出入りのスキに逃げ出す可能性はゼロではないわけで、避妊手術を受けさせることも何度も考えましたが、家のものが、反対していました。

本人が、何度も開腹手術を受けてきているので、猫がかわいそうだというわけです。まあ、その気持ちは理解できるから、強くは言えません。

でも、最近、ネコたちの交尾期が、やけに頻繁かつ長期にわたるようになってきていて、もう、いつもどの子かが交尾期といった状態で、最近は、お腹の底から絞り出すような声を上げるので、近所迷惑になるのではないかと、相談して、避妊手術を受けさせることに決めました。

とりあえず、今日は、クロをクリニックに連れて行きました。

昨夜から、食事と水を与えないようにしたのですが、他の3匹もお付き合いで、みんなお腹が減っているし、水も飲みたかったようです。

医師の話では、めったにはないことですが、麻酔に対するアレルギーなどで、手術後、回復しないで死んでしまうケースもあるとのこと、万が一のことがあっても、医師には責任がないという同意書に署名を求められました。

人間でも、検査や手術の前には、こういった同意書への署名を求められますが、いろいろと心配しますよね。

いくら確率は低いと言われても、ネコにとっては、生きて帰るかどうかのどちらかです。4匹もいるので、確率は上がります。

もう手術をお願いした以上、祈るだけですが、手術を待つのは、すごいストレスです。

もし、何かがあったら、残り3匹の手術は、しないでしょうけど、でも、万が一逃げ出して、妊娠をしたら、3~6匹くらい生まれてくるだろうし、そうなれば、もらい手を探すのも大変です。

無事に手術が終わるかどうかは、日頃の行いが問われるような気もして、いろいろと反省してしまいます。

夕方には、結果を知らせてもらうことになっています。

とりあえず、クロの避妊手術は無事成功し、意識も戻りましたが、まだ、普通に歩くことは出来ません。

入院は、傷の治りを見ながら3~4日かかりそうです。