若い頃から海外で暮らしてきているので、年金は、国民年金しかかけてきませんでした。それも25年間。
で、いろいろな考え方があるのですが、わたしは、65歳になる前に前倒しで、年金を受給することにしました。
前倒しで年金の受給が出来るかどうかを、正式名称は覚えていませんが、当時の社会保険庁の出張所に話を聞きに行きました。
最初に相談した係の人が、最低の人で、質問をしにいったのに、質問を聞いてくれませんでした。あの様な最低の人を雇っていたから、ダメになったんだと思います。
また受付にいって、新たに番号を受け取って、別の人に相談に乗ってもらったところ、ものすごく親切に教えてくれました。まさに天と地の違いで、驚きました。おバカさんは、歳だけとって態度がでかいですね。
若くて親切な係の人は、書類を持ってきて、前倒しで受け取ることについて詳しく説明してくれ、書類の記入のしかたまで教えてくれました。
そして、年金の受給資格が出来てから、実際に年金を受け取るための申請をしました。
年金の申請なんか、はじめてやるわけで、いろいろと心配でしたが、若い女性の係の人が、最初は、何か身構えているようでしたが、徐々に打ち解けてくれて、親切に教えてくれました。
以前に聞いていたこととほとんど同じで、スムースに進みましたが、私の場合は、タイで暮らしているので、タイの口座に送金をしてもらうことになり、タイの銀行のSWIFTコードを書き込むところがあって、そこで躓きましたが、スマホを持っていたので、検索して、無事にSWIFTコードもわかりました。
そして、無事にバンコクにある口座に年金が2ヶ月ごとに振り込まれるようになりました。
誕生日月になると、日本から、現状届けに関する書類が届き、大使館にいって、在留証明をもらって、それを同封されてくる書類と一緒に、日本に送り返すことで、また、1年間無事に振り込んでもらえます。
厚生年金は、65歳からの受給で、その時には、厚生年金の支給をお願いする書類が必要になります。これも65歳の誕生日前に送ってもらえます。
日本からの書類が届かない場合には、ネットで年金機構のサイトを調べ、そこに書かれているように、年金機構に宛てて手紙を書けば、手続きをしてもらえます。
バンコクにある日本大使館領事部は、ワイヤレスロードにあります。
私の場合には、地下鉄のルンピニー駅で降りて、ワイヤレスロードを北上、約200メートルくらいです。
敷地内に入ると、守衛の部屋があって、そこでパスポートを見せて、隣の部屋で荷物検査を受けます。
空港などと同じように、荷物は、X線を通します。
そして、領事部の建物に入ります。
屋内の写真もありますが、万が一悪用されると困るので、写真は載せません。
今は、衆議院選挙の在外公館投票が2階で行えます。
10月13日は、昨年ラマ9世の亡くなられた日で、タイは、公官庁も休みとなり、大使館も閉まります。
ちなみに、10月に入ってからは、タイの人たちが、黒とか灰色とか、無彩色の服を着ています。ついうっかり、上下ピンクの服で出かけようとして、タイ人のかみさんから、バッカじゃないのと𠮟られました。
気が付いてよかったです。この時期は、外国人といえども、無彩色が無難です。
大使館からのメールには、こう書かれています。
報道によると,10日,首相府より故プミポン国王陛下の服喪期間の延長について発表があった旨報じているところ、概要を以下のとおりお知らせします。
1.公務員、公営企業従業員、政府職員の服喪期間は、これまで15日間の延長とし、10月13日~27日としていたが、17日間の延長に変更し、10月13日~29日までとする。
2.国内外の政府施設、公営企業、政府組織、教育施設における半旗掲揚は、これまで15日間、10月13日~27日の期間としていたが、17日間に変更し、10月13日~29日までを半旗掲揚とする。
3.これまで10月27日の夜間から白黒の幕、看板を公共の場、公共施設から撤去を開始するとしていたが、これを29日の夜間からに変更とする。
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領事部の屋内には、いろいろな申請に必要な書類があります。わからないときには、専用のインターフォンがあります。
まず、受付番号を器械からとって、電光板に数字が表示され番号を呼ばれるまで待ちます。
番号を呼ばれたら受け付けてもらい、また、書類が出来上がるまで待ちます。
年金のための在留証明は、年金証書を見せることで、無料になります。
日本とタイの間に租税条約は結ばれていますが、年金に関する課税については条項がないので、タイと日本で二重に源泉徴収される可能性があるようです。