Dreamweaverといえば、ホームページを作るためのアプリケーションとして有名です。
日本では、ホームページビルダーが、有名でしたが、海外では、アドビのGoLiveやマイクロソフトのFrontPageよりもDreamweaverでした。
で、Dreamweaverという単語の意味ですが、Dreamとweaverで出来ています。Dreamはだれもが知っている「夢」ですが、weaverというのは、weaveという動詞から来ている「機を織る人」という意味です。
Dreamweaverとは、「夢を紡ぐ人」ということですね。かっこいい言葉だと思います。
この言葉を最初に知ったのは、ジョンレノンの「God」という曲ででした。
「神は、我々の痛みを測る概念なんだ」という歌詞で始まるビートルズからの卒業の歌なんだろうと思うのですが、過去から現在の偉人たちを実名を出して否定して、最終的には、自分とヨーコだけを信じると歌ったわけです。
この歌詞で、ボブ・ディランの本名が、ロバート・ツインマーマン(Robert Allen Zimmerman)であることを知りました。その後、本名をボブ・ディランに変えているようです。
Zimmermanといえば、ドイツ系のユダヤ人とわかります。ドイツ語では、Zimmerは部屋のことで、Zimmermannは大工さんですね。
話がそれましたが、ジョンは、曲の終わりの方で、こう歌いました。
I was the Dreamweaver
But now I'm reborn
自分は、夢想家だったけれど、でも、今生まれ変わったんだ。そして、最後に「夢は終わってしまったんだ」と結びました。
といいながら、次のアルバムにある「イマジン」では、また夢を語っているわけです。
You may say I'm a dreamer
みんなは、わたしが夢想家だというかもしれなけど、わたしは、1人じゃないし、いつの日にか、みんなも私たちに加わってくれ、世界がひとつになれると望んでいます。
このあたりのジョンは、ヨーコの影響を強く受けていて、ヨーコが、60年代に出版した「グレープフルーツ」の中にある数々の詩の中から、ひらめいて書いたものだと思います。
ヨーコの名言としては、こちらも有名ですね。
A dream you dream alone is only a dream. A dream you dream together is reality.
あなたが1人で見る夢は、単なる夢だけど、あなたがみんなと見る夢は現実なんだ。
夢は、希望に通じていくことも多いし、人生においては、必要なことのひとつだと思います。
イギリスのビートルズの影響を受けて、作り出された米国のThe Monkeesも60年代後半には、日本でもテレビで毎週放映されて人気でしたが、彼らの代表曲のひとつが、Daydream Believerでした。
Daydreamの意味は、昼間見る夢で「白日夢」なので、Daydream Believerで「白日夢を信じる人」となりますが、もっと普通にいえば、「空想家」という感じでしょうね。
Monkeesといえば、当時米国にペンフレンドがいて、日本でもMonkeesが人気だと言うことを書いたときに、「Monkys」と書いて、母音+Yは、YをIに変えてesではなくて、単にsだけと自信を持って書いたのに、返信でmonkeysではなくてMonkeesだと訂正されて恥ずかしかったです。
若いときには、夢をいっぱい見て、失敗を恐れず、冒険が大切だと思います。
歳をとってからの苦労は、体力も気力も衰えているから、しない方がいいに決まっていますが、若いときには、苦労を買って出るくらいの元気さが、大切だと思います。