デンマークという国は、童話作家のアンデルセンや酪農で有名な国ですが、首都コペンハーゲンは、シェラン島といわれる、スウェーデンに近い島にあります。
童話作家のアンデルセンは、シェラン島とユトランド半島の間にあるフュン島にあるオーデンセで生まれています。
ココに一枚の切符があります。
この切符は、コペンハーゲンからユトランド半島にあるヘアニングという、人口数万人の都市への切符です。
切符を見ると1974年8月27日となっています。この日、コペンハーゲン駅から朝一番の列車に乗って、ヘアニングに出かけて行きました。
3時間ちょっとかけてヘアニングに行って、ヘアニングの駅のコーヒーショップでコーヒーを飲みながら、好きだったデンマーク人の女性と数時間話をして、夕方の列車で、またコペンハーゲンに戻りました。
若いときのエネルギーは、一直線でした。
でも、携帯電話もないのに、どうやって、待ちあわせをしたのか、そのへんを思い出せません。
失恋のショックが、半年くらい続いたときに、すべてをないものとし、記憶から消し去ったのかな?
デンマークも、コペンハーゲン以外を知らないですし、ドイツからデンマークに2度行っているのですが、どうやって行ったのかよく思い出せません。
2度目にハンブルグから列車で北上し、その列車ごとフェリーに乗ってデンマークに入った記憶がありますし、パスポートにもスタンプがあります。
当時のヨーロッパでは、国境を越えるときに、パスポートチェックをされないことが多く、入国スタンプや出国スタンプをパスポートに押されませんでした。
今は、テロリストや不法滞在の人たちも多いから、きっと昔とは違っているでしょうね。
コペンハーゲンから、ドイツのゲーテ協会に行ったときも、どうやって行ったのかを思い出せません。
不思議なことに、日本に帰国したときのデンマーク出国スタンプも見付かりません。カストラップ空港からだったからスタンプは押されていると思うけど、見付からないのが不思議です。