2017年11月26日日曜日

タイ掲示板と懐かしい名前

わたしが、タイでインターネットを始めてからもう20年になりますが、その間、タイ関連の掲示板もいろいろと変わりました。

ネットの場合には、世界中どこでも表情報と裏情報とがあって、裏情報や風俗情報は、取り締まりの対象になることもあって、盛衰も激しいようです。

タイの場合、掲示板よりも先にブログでタイの情報を伝えていたサイトがありました。

有名なところでは、今のシルバー層の先駆け的な「 T-thai(定退)」や駐在員の「バンコクの陽炎」などがありました。

わたしが、タイを話題にする掲示板として最初に知ったのは、「OnThai」でした。ネットフォーラムのような、質問者がいて、その質問にわかる人が回答するような掲示板でした。

その次が、「ネッタイ」だったと思います。この掲示板は、かなりの人気でしたが、人気故に、いろいろな人が参加してきて、主催者が、風俗関係のサイトもしているとかで、そちらからも人が入ってきて、荒らされるようになってしまう、衰退していったと記憶します。

「ゴーアジア(Go for ASIA!)」や「行きタイ!.com」「ハロタイ」なんかも旅行者向けの情報掲示板として、人気がありました。

こうした情報掲示板が、タイ人気の一因であったと思います。

タイの場合には、どうしても風俗情報や荒らしが入ってくるので、管理者も大変だったと思います。

風俗路線では、「BNL」「蛟竜のアジア裏事情研究会」などが先駆けだったと思います。

こちら関係は、やはり、熱意が違うからか、数々のサイトが生まれては消えていきました。

日本での2チャンネル「危ない海外」が話題になったもののタイからは書き込みが制限されていたので、2チャンネル風の掲示板も生まれてきました。

「タイちゃんねる」は表から裏の情報まで、長い間幅広く人気を集めていましたが、爆サイに売られて廃れてしまいました。

「タイちゃんねる」が全盛だった頃は、ちょうど、タイが、タクシン派と反タクシン派に割れて、いろいろな騒ぎが起きていた頃だったので、情報収集にも便利でした。

Yahoo掲示板のタイカテも、一時は、すごい人気で、多くの有名人も生まれていました。こちらも、荒らされて、今では見る影もありません。

情報提供の掲示板から、掲示板でのバトルという感じに変化したような気がします。

タイの情報を知りたがっている人たちよりも、タイに滞在している人たちが増え、意見交換というか、お互いに自分たちの考えが正しいという主張が強くなってきました。

タイの場合には、政治の話題については、非常に危険で、政府によってアクセスをブロックされるようなこともあります。

ブログなどでも、王室を侮辱したりすれば、外国人であっても容赦なく逮捕されてしまいます。日本人でも逮捕されています。

ですから、管理者たちも大変だと思います。

過去に「タイの地元新聞を読む」というサイトがあって、政治経済から三面記事までを日本語で紹介し、非常に重宝していましたが、こちらも、理由はわかりませんが、長く続いていたのに、ある日突然、閉鎖されてしまいました。

タイの掲示板やブログなどから生まれた有名人には、青木さん、京極くん、良さん、蛟竜、アンナ、蛸八六、G_dash、クーロン黒沢、タイ専門家、たかし、外道、ないはん、サラパオ大王、ザク、琵琶法師、トニー鈴木、みどりのくつしたなどなどがいました。

みんなすごい才能とエネルギーでしたが、今も元気で活躍しているのかな?

そして、今は、どこが人気なのかな?