漫画「巨人の星」の有名なシーンに、星一徹による「ちゃぶ台返し」があります。
カッとして、昔は、畳の上で座って食事をしていたので、食事の載ったちゃぶ台を思いっきりひっくり返して激怒するというシーンでした。
英語だと「Overturning a Table in Anger」となんか、説明っぽくなるようですが、日本の「ちゃぶ台返し」ゲームが、海外でも人気なんだそうです。
ちなみに、タイ語でも、怒りの表現として「ちゃぶ台返し」はあるそうですが、アニメの影響なのかな?
で、最近、日本人がキレやすくなっているという話があります。日本人は、じっと辛抱するというイメージがありましたが、最近は、ちょっとしたことで、すぐにキレて、事件を起こしたりするので怖いですね。
家庭内暴力でも、子供に対する虐待でも、普通は、キレないようなことでも、すぐにカッとする人が増えているようです。
タイ人も、すぐにキレますが、イメージとしては、辛いものを子供の頃から食べている人たちが、キレやすいような気がします。
うちの祖母が生前よく言っていましたが、「子供にあまり辛いものを食べさせるとバカになる」と。
日本人は、昔は、あんまり辛いものを食べませんでしたよね。それが、いつの間にか、タイ料理とか韓国料理とかメキシコ料理とか、けっこう辛いものを好んで食べるようになって来ています。
韓国には、「火病」という言葉もあって、韓国独特の精神疾患だそうですが、日本人も辛いものを好むようになって、似てきているのかもしれません。
大人になってからなら、好きなものを食べることは、まわりがどうのこうのいうことではないですが、子供には、辛いものを食べさせないようにした方がいいのではないかと思いますね。
タイでも、子供には、辛いものは食べさせない家庭も多いです。
たまには、刺激的な、世界中の料理もいいですが、淡泊な味付けの日本料理が、日本人にはあっているような気がします。