2018年10月2日火曜日

台風の話

地震・雷・火事・親父と昔は言ったけど、現代は、地震の次に恐ろしいのは、台風でしょうね。本当は、地震(津波)以上に恐ろしいのが、原発事故とか核兵器でしょうけど。

オヤジは、怖くなくなって母親の方が、子供や旦那には怖いかも。

日本は、地震や台風と一緒に活きていかなければならない運命の国です。

地球が生きているから、地表のプレートが動き続け、複数のプレートの境界線上に位置する日本には、地震がよく起きます。

台風も、日本には毎年やってきます。

赤道の北側で発生した台風が、どうして発達しながら北上して、日本に上陸するのかは、以外と理由もわからないまま、当たり前だと思っている人が多いと思います。

海水が太陽に温められて、水蒸気が上昇して雨雲になるのはわかりますが、どうして発達するのかとなると、詳しい人に説明してもらった方が早いです。

まあ、早い話、低気圧の循環というか、低気圧が低気圧を呼び込みながら成長していくようです。

そして、地球上には、基本的な風の流れがあって、貿易風とか偏西風とか偏東風が吹いています。

この辺のことも彼の説明はわかりやすいです。

今回の台風25号のコースについては、このまま行くと、朝鮮半島に向かって進み、大きな被害を出した24号のようには日本列島の方には曲がってこない可能性が強いといわれています。

なぜかというと、日本列島の南にある太平洋(小笠原)高気圧が張り出していて、台風の日本列島方面への進路を阻んでいるから、東に曲がらないそうです。

ここ高気圧が弱まっていると、太平洋(小笠原)高気圧の縁にそって北東に進むので、日本列島に上陸するようです。

そうなってくると、大型台風が来る可能性があるときには、太平洋(小笠原)高気圧に刺激を与えて、発達してもらう方法を考えるべきですよね。

もう一つは、中国大陸から張り出すチベット高気圧で、こちらと太平洋(小笠原)高気圧の狭間を台風が進むようです。

人工的に低気圧や高気圧をコントロールできたらいいのですが、日本の都合で、コースを変えて、他の国に被害が出たら、国際問題でしょうね。

一番いいのは、日本列島から離れた南の海上を北上するのが一番被害を受けるところが少ないでしょう。

といっても、気象は台風だけではなく、雨や風も全くないのも困ります。

妄想なんですが、福島の原発事故以来、東海以北に台風が多くなっているのは、海や陸の汚れを洗い流してくれているのかもしれません。