タイの選挙管理委員会が、まだ最終結果を発表していません。
タイの選挙システムは、他の国のそれとは違い、選挙が終わって、すぐに当選者が決まり、議席を獲得するのではなく、投票の結果、イエローカードやレッドカードがでる当選者もいるかもしれないので、じっくり調査し、最終的な結果を出すのは5月の9日だそうです。
タクシン派は、小選挙区での獲得議席数が最多だということで、自分たちこそが、他の党との連立で、首相を任命する権利があるといっていますし、国民国家の力党の方は、総得票数と、比例代表を含めた第1党だから、自分たちが連立政権を立てるといっているようです。
そして、新未来党が、想像以上の票を獲得して、かなり自信満々で、強気の発言が目立ち、オイオイ大丈夫かという気もします。
レッドカードを受ける人が出そうな悪寒です。
今のところ、タイ威信党が、どちらにつくかが、最大の注目点のようです。
タクシン派につく可能性は、低くないような気がします。
タクシン派は、いつも選挙で思い通りにならないと、不正があったとか、嘘か本当かわからないような噂をネットに流すのが得意です。
選管は、憲法と選挙に関する法律に則って、作業を進めるといっているし、5月9日に最終的な結果を出すといっているのですから、抗議はそれを見てからでもいいように思います。
最終的な結果が出る前に、あることないこと圧力をかけるのも、いかがなものかと思いますね。
まだまだ、いろいろと揉めそうですが、どちらも過激なことだけは、やめて欲しいです。