どこの国でも輸血用の血液が不足気味で、献血を呼びかけています。
善意の人たちが、定期的に献血に行っていると聞きますし、タイの病院には、一定の回数献血をした人には、治療費の割引サービスなどの特典もあるようです。
私は、恐がりで、注射とか大の苦手ですし、恥ずかしながら、今までに献血をした経験はありません。
15年ほど前に、日本とタイとの混血の男の子が、白血病の治療のために入院をしたタイのチョー有名な高級病院で、輸血からHIVに感染、それを病院も認めて、無料で治療を約束したそうです。
ですから、被害者の方も、口外せず穏便に済ませていました。
ところが、最近になって、もう無料は無理と言い出したんだそうで、被害者の方が、腹を立てて公にしたそうです。
輸血用の血液は、タイの赤十字から各病院に配られているようですから、輸血をした病院だけが悪いわけでもないですし、いくら検査をしても、まだ潜伏期だったりすれば、検査漏れもあり得るそうで、あってはならない医療事故も、皆無というわけにもいかないわけです。
だから、その後のケアーが重要ですが、15年も経つと、どうしても、いろいろな考えを持つ経営者もいるのでしょうね。
誰にも、突然の事故や病気で、輸血が必要になることもあるわけで、本当は、若くて元気な頃に、献血も必要だとは思います。でも、男性は、基本的に恐がりで、特に血液には恐怖を抱きますから、今の輸血に使う針は痛くないとか、痛みを感じさせない環境も必要だと思います。
献血の時には、簡単な血液検査もあるそうで、そのあと採った血液の一部は、もっと詳しく検査されるそうで、その結果が、献血した本人に知らせられるので、中には、血液検査を無料で受けるのが目的で献血する人たちもいるとかいないとか。
そういったことがもし本当にあるのなら、ゼッタイにやめて欲しいですよね。
HIVでも肝炎でも、完治することが難しい感染症はいろいろとあるわけで、感染しちゃった人は、一生、苦しみを背負うことになります。
歯医者の治療でも、タトゥーでも感染することはあるそうですから、特に海外では、なるべく、清潔そうな所を利用した方がいいでしょうね。
新しい治療薬や治療法が見付かることを祈るだけですよね。