今日は、タイの民主党が、党としてのまとまった最終決定を発表すると言われています。
最終的に国民国家の力党との連立を組むのか、それとも、独自に野党となるのかが注目されているわけですが、国民国家の力党との連立を組んだ場合には、アピシット元党首が離党する可能性もあるといわれています。
1年以内に国会の解散があるかもしれないし、その場合に備えて、党を出て、新しい政党を立ち上げて準備することもあり得るわけですが、どうなりますことか。
タイ威信党が、最終決定は明日の国会前に行うと言っているそうで、民主党も、明日まで決定を先延ばしするかも。
まあ、いろいろな駆け引きがあるようです。
そんななか、タクシン派は、連立政権を組む可能性がゼロではないにしても、民主党と組むのは支持者の賛同が得られないでしょうし、タイ威信党にしても同じです。
現在の目標は、とにかく、プラユット首相の指名を断固阻止するということのようです。
新未来党のタナトーンが、議員資格がないとするのなら、プラユットも首相になる資格がないと、明日からの国会で追及する構えのようです。
そんななか、タイのベテラン女優のノック・シンチャイが、ツイッターなどで話題になっているようです。
彼女は、以前からバリバリの反タクシン派女優で、タクシン派からは、嫌われているわけですが、彼女がインスタグラムで、UNHCRに寄付をするステージでスピーチをしたと写真とコメントの載せたことで、タクシン派からブーイングがわき起こっているわけです。
タクシン派の命綱は、欧米から支持されているということですから、反タクシン派が、国連の機関と仲良しと思われては困るわけです。
ですから、寄付をしているだけで、UNHCRとは関係が無いと必死なわけです。
まあ、国際的な機関にもいろいろとあるわけですし、それを利用する人たちもいるわけですが、実際に寄付をしているのは本当らしいし、何が問題なのかよく理解できません。
自分たちは、何をしてもいいんだけど、自分たちに反対する者が同じようなことをすることは許さないというのは、よくあることです。
タクシン派は、タクシンやインラックをはじめ、タクシン派の人たちが、反タクシン派から国外に追放されているとの主張ですが、どう考えても嘘です。
有罪判決を受け、刑務所に入りたくないから国外に逃げているだけです。
嘘が多いから、嘘がばれないように必死になるわけで、何に対して必死になっているかで、嘘かどうかもわかります。