2019年8月12日月曜日

カセットテープの話

音を記録するための機具としては、オープンリールのテープレコーダーがありました。

子供の頃は、ラジオの前にマイクを置いて、ラジオからの音楽などを録音して再生して聞いたものでした。

テープレコーダーのいいところは、何度でも同じモノを聞けることと、聞きたいところを巻き戻して、何度でも繰り返して聞けることで、ビートルズの曲など、何度も聴きながら、歌詞を書き取る練習をして、あれは、なかなかいい勉強になりました。

何度も止めたり、巻き戻したりするので、テープが絡まったり、切れたりもして、切れたテープを貼ってつなげるのも上手になりました。

カセットが登場して、テープが絡まったり、切れたりすることが少なくなって、とても便利になりました。

少なくなったいっても、絡まったり切れたりすることはあるわけで、絡まったカセットテープを引っ張りだして、全部でどのくらい長いのだろうかとやったモノでした。

ラジオカセットの時代も長かったです。私が、ヨーロッパに行ったときには、いつも枕元にラジカセを置いて、ラジオを聞いていて、いい曲がかかると録音をしていました。

バンコクで暮らしはじめた時も、枕元にはラジカセでした。

ソニーのウォークマンがでたときも、衝撃的でした。みんな買いました。

その後、いろいろなメーカーからもいろいろな機種もでて、世界中で売れましたね。

あれから、音楽が身近になって、外出中や旅行中も音楽を聴けるようになりました。

昔のLPレコードやカセットテープが、10年ほど前から世界的に人気だそうで、タイでもレコード屋さんとかカセットテープ屋さんもあるそうです。

最近はネットでの売買も人気らしいです。

で、昔のカセットをチェックしてみました。


この下にもう2段あります。

そして、カセットデッキをアンプにつないで、チェックをしてみました。

ほとんど、テープが伸び気味のようでした。

中に、テープが切れているのがあったので、久しぶりにつないでみました。


 このカセットは、4隅と中央の下の所にマイナスネジがあるので、
分解が楽でした。
 上の部分を開けたところ、中はこんな感じです。
 両方からテープを引っ張って、面をあわせて貼り合わせます。
 音が聞ければいいので、いい加減です。
 たるみがないようにテープを巻いて、
カバーをかぶせてネジを止めます。


こちらのようなタイプは、ネジがないので、分解したら、
接着剤で貼り付けるなどしないとならないようです。

私としては、要らないカセットで分解できるモノの中身を入れ替えるのがいいのではないかと考えています。


こうした工作時には、とにかくネジを入れておくモノが必要ですし、分解の途中途中をデジカメで撮影しておくことが大切です。

今回も、いい加減にやって、組み立ててみたらネジが1個足りなくて、いろいろと探しちゃいました。

結局見付からなかったのですが、カセットをしまおうと持ったら、何か音がしたので、まさかとカバーを再び開けたら、中にネジがありました。

あと、今までに数え切れないほど失敗したのが、元に戻すときに、どうだったのかわからなくなってしまって、鳴きたくなることがあるわけで、あの時、撮影しておけばと悔やむわけです。

どんな細かなときでも、デジカメなら、要らなくなったら消せばいいのですし、いっぱい撮影た方がいいです。

でも、性格的に、作業を止めるのが苦手だし、わかっちゃいるのですが、なんとかなるだろうといい加減にやってしまいます。

いいわけは、「商売じゃないし、趣味だから」です。

でてきたカセットの中には、デンマークのラジオやラジオ・ルクセンブルグの放送も入っていて、懐かしかったです。

あのクイーンもそういったラジオで初めて聴きました。