2019年12月2日月曜日

堀江貴文さん薬物を語る

日曜日のテレビ番組「サンデージャポン」でこのところ元衆院議員でタレントの杉村太蔵が、薬物使用の芸能人について、「一発アウト」と発言し、爆笑問題の太田やテリー伊藤などの薬物使用者を擁護とも思われる発言と意見を戦わせていました。

今回は、杉村太蔵が「違法薬物を使用している芸能人は、自首しろ、自ら降板して、警察にちゃんと言って、ちゃんと薬物治療受けなさい」とまでいっていました。

そこに噛みついたのが、ホリエモンこと堀江貴文さんで、「自首しろは言いすぎだろ」

堀江氏は「ハードドラックを合法化しろとまでは言わないと前置きしつつ、薬物を合法化すれば、地下経済にお金が流れなくなるからプラスもある」

「依存症っていうのはどんな薬物にでもありうる。その薬物というよりかは、依存症そのものが悪いわけで」

薬物以外にも、アルコールやパチンコや競馬などギャンブルに依存する人間がいることにも触れ「それに対してちゃんと対策をする。あるいは、そういう矯正施設みたいなのをつくって、治療してもらうとか。そういう枠組みをちゃんと作れば…」と見解を示した。

一部の薬物合法化の主張に、医師でタレントの西川史子さんは「言っていることがおかしい」と顔をしかめたが、堀江氏は「おかしくはないと思う」と語っていた。

私は、個人的には堀江さんの考えに近くて、薬物に厳罰をというのなら、アルコールも違法として規制しないとおかしいと思います。

アルコールによって、交通事故や喧嘩などいろいろなトラブルで、死傷者も出るし、DVもあるし、問題はたくさんあります。

そうしたことを考えると、大麻に関しては、アルコールと同じような規制を設ければ、合法化してもいいのではないかと思います。合法化でなくても、使用だけなら罰則には値しないという範疇でいいと思います。

栽培と売買はしっかり規制して、罰則を設ければいい。

ただ、飲酒運転と同じように、大麻で事故を起こしたら、重い罰則は必要でしょう。

タイでは、いろいろな麻薬が蔓延していて、麻薬による事件もありますが、暴れたり他人を傷つけたりするのはほとんど覚醒剤系で、大麻で暴れるとか聞いたことがないです。

大麻はダウナー系というらしいのですが、覚醒剤のような興奮する薬物とは違って、まったりしちゃう薬物だそうで、どちらかといえば、怠惰になるようです。

ネットで検索すると、薬物には、三つの分類があるそうで、アッパー系とダウナー系、サイケデリック系だそうです。

アッパー系は、覚せい剤、コカイン、MDMA(エクスタシー)とか。

ダウナー系は、ヘロイン。

サイケデリックは、LSD、マジックマッシュルームとか。

大麻は、アッパー系とダウナー系の両面があるそうです。アルコールも、酔っ払って騒いで暴れるタイプと酔っ払うとふにゃふにゃして寝てしまうタイプがありますよね。

アッパー系とダウナー系を一緒にする強者たちもいるそうです。肝臓に悪そうですね。

まあ、大麻が解禁になったら、アルコール飲料を売っているところは売り上げを下げるかも知れないですし、闇の売人やヤクザなども影響を受けるかもしれないから、解禁に反対するかも。

世界的に、タバコやアルコールの売り上げが下がっているので、税収を上げる意味でも、大麻の合法化を考える国があるそうです。

もう一つ、合法的な薬物というのもあるわけで、昔からあるように、睡眠導入剤とか抗うつ剤とか咳止めとか鎮痛剤を過剰に服用する人たちもいて、そちらもかなり危険です。

昔からいわれているのは、化学的に合成されたケミカル薬物よりも、自然界にある自然薬物の方が害が少ないという説もありますね。漢方薬の例にもありますが、自然であっても、副作用もあるし、リスクはあるわけですが。

まあ、頭ごなしに否定するのは、今の世界的な潮流には逆行しているような気がしますし、いろいろな研究機関や専門家の意見を聞きながら、話し合っていくことが必要でしょうね。

タイは、すでに医療大麻が解禁されているので、そのうち嗜好品も合法化される可能性もなきにしにあらずカモ。