今年から、タイの大手スーパーやコンビニでは、レジ袋を出さないようになっています。
環境問題に配慮してのことですが、レジ袋を作っている会社だけでなく、いろいろなところに影響が出ています。
自分のバッグを持って買い物に行く人がほとんどですし、有料の袋を買ったり、段ボール箱を利用する人もいるし、いろいろと工夫をして、面白おかしくやっている人たちもいるようです。
タライ持参とか、ミニ大八車とか。
けっこう困っているのが、今まではレジ袋をゴミ箱に重ねて使っている人が多くて、レジ袋がなくなったので、ゴミ箱用の袋を探して購入しているようです。
今までは、何も考えずに使っていたレジ袋ですが、自分で購入となればサイズを知らないといけません。
袋にもいろいろなサイズがありますし、ゴミ袋として売られているものには、持つところのないものもあります。
レジ袋は、ゴミ箱に重ねて入れて、捨てるときには、持つところを縛って出すことができるので便利でした。
ゴミ袋にも縛れるように紐がついていたり、上部に縛れるような作りになっているモノもあります。
最近は、レモンとかアップルとかの香り付きも売られています。
レジ袋は、ゴミ箱用だけでなく、何かを入れて運ぶとか、家の中でものを収納するときにも使ったり、けっこう再利用もされてきたと思います。
今日のニュースでは、スーパーに行くと、買い物カゴがあるわけですが、そのカゴを持ち去る人が急増で、スーパーが困っているんだそうです。
ちょっと車まで持っていっていいですかと断って持ち出し、そのまま返さない人がいるようです。
まあ、あの買い物用のカートまで持ち去る人はいるわけですが、タイ人は、かなり手癖の悪い人も多いです。
個人的には、レジ袋廃止は、あんまり意味ないですし、不便の方が多いように思いますから、そのうち復活する可能性もあるのではないかと思います。
目先のことだけでなく、もっと本質的なプラスティック問題解決について、考えるべきだと思います。