このところ中国武漢市を中心に新型コロナウィルスによる肺炎が流行しているようです。
コロナウィルスと言えばSARS(サーズ)とかMERS(マーズ)といった恐ろしい伝染病を思い出します。
ちょうど今月25日が中国の春節(旧正月)にあたり、中国人が大挙して海外旅行に出かける時期なので、一挙に世界中に感染者が広がってパンデミックになるといった予想も出てきています。
すでにタイでは、中国から旅行に来た2人の中国人の感染が確認されています。
タイでは、いち早く、空港にて、中国からの旅行者に対して、機械を使っての体温測定をしていて、疑わしい人を詳しく検査する態勢をとっています。
そして、サムイ島に滞在していたイギリスの青年がこのコロナウィルスに感染している可能性があるかもしれないと、現在詳しい検査を行っていますが、この青年は中国への渡航歴もなく、人から人への感染も疑われているそうです。
詳しい検査の結果、コロナウィルスとは関係なかったそうです。
中国政府も、ついに人から人への感染の可能性を認めたそうです。
日本でも、帰省した中国人に感染が認められているし、米国でも韓国でも感染者が出てきています。
日本政府は、いまだ、自主申告による感染の可能性を調べるだけで、具体的な体温測定などの処置を執ってはいません。
そんなやり方で、日本人を守れるのかといつもながら心配になります。
政府が頼りないから、こんな店も出て来ているようです。
新型肺炎を理由に「中国人は入店禁止」 箱根の駄菓子店
個人でできることは、外国人の多いところへはできるだけ近付かない、マスクを着用する、うがいや手洗いをする。
タイではN95規格のマスクが品薄で、価格も高なっているそうです。
法外な価格で売っているところを見つけたら、報告をしてくださいと政府は言っています。