昨日からのタイで起きた大きなニュースと言えば、離婚したばかりの元妻が、ネットにバレンタインに新しい恋人からきれいな花束をもらったなどの写真や喜びのコメントを載せたのを見た元旦那が、嫉妬からか、彼女の職場に行って、彼女に向け銃を発砲して、彼女を射殺し、同僚にも怪我を負わせました。
その後、逃走して、残されたメモには、元妻の新しい彼も殺してやるみたいなことが書かれていたそうで、早く捕まえて欲しいとの声が高まっていました。
自殺する可能性もうかがわせていたようです。
結局、今朝、バンコクから南南西に200キロほど離れたところにあるペッチャブリ-で逮捕されたそうです。
最近は、SNSにいろいろな情報を載せることがファッションですから、載せている本人は、ただ自慢したいだけなんでしょうけど、それで、嫉妬したり、激怒したりする人もいることを忘れない方がいいですよね。
タイには、銃を持っている人たちが多いですから、ちょっとしたことから銃を使った悲惨な事件が起きてしまいます。
銃社会の持つ負の部分でしょうね。
そして、昨日から、またタクシン元首相に関するニュースが出ています。
なんでも昔の同窓生たちをDubaiに招いてパーティーをしたそうですが、「タイに帰りたいよ~」とぼやいていたそうです。
タクシンは、タイから追放されているのではなくて、自ら逃げ出したわけで、帰る気さえあれば、いつでも帰れるのですが、帰ったら、刑務所に直行です。
タクシンは、懲役2年とか3年とか、3つの刑に服さなければならない立場ですが、刑務所は嫌だと逃げているわけです。
それで、タクシン曰く、「今の政府は、これからも続くだろうし、プラユットがやめても代わりの人が首相になっても同じことで、帰ることはできない。」
「もし帰ることができるとしたら、それは国の最高権力者による恩赦しかない。」といったとか、元同級生が帰国後SNSにあげたそうです。
ようするに、無罪にして帰国させてくれと、言っているわけですね。虫のいい話です。まあ、可能性はあるかもね。
タクシンが無事帰国できれば、同じように懲役5年の刑から逃げている妹のインラックも帰国できるかもしれません。
どうなるんでしょうね。
どうなるんでしょうと言えば、新未来党の解党問題ですが、今の法律上からすれば、真っ黒で、解党されるのが当然だと思いますが、最期までわからないのがタイの仕組みのようです。
タナトーンの目つきが悪いし、ピヤブットも法律の専門家なのに、法律の解釈が、手前味噌過ぎて笑えます。
どうして、もう少しマシな人物が、反政府側に現れないのかが不思議です。
いろいろな意味で、タイが変わっていく可能性が出てきている時期なのに、人材不足だと思いますね。