PCR検査をもっとやるべきだといっている人たちが多いわけですが、検査をして、陽性か陰性かに分けたところで、陰性である人も感染している可能性はあるし、他の人にウィルスをまき散らす可能性もあるそうです。
検査して、無症状や軽症者を早期発見して、入院させた所で治療薬がないわけですから、薬で治せない。
解熱剤とか咳止めなどの対症療法しかないわけです。
日本の感染者数が少ないのは検査をしていないからで、もっと検査すればもっと多くの感染者が見付かるという意見があります。たぶん、その通りでしょう。
韓国なんか、最初は、日本の感染者数にクルーズ船の感染者を加えた数字で、日本の感染者が多いといっていたのに、あっという間に逆転で、今は、中国の次に多い感染者数です。
このクルーズ船の感染者を日本に加えるかどうかですが、NHKなど、日本のメディアが、加えた数字を世界に発信し、一時は、日本が世界に感染を広げているようなイメージが出来てしまいました。
その後、いろいろな国で、クルーズ船は、日本国内ではないという認識になり、入国規制などには、日本を含めないところも出てきました。
日本でも、左翼から、感染者数は別々にしているのに、安倍首相がいった回復者の数は、クルーズ船と国内と合計していて、ダブルスタンダードだと批判しています。
でも、感染したのは、クルーズ船の中で日本国内ではないわけです。クルーズ船の船籍はイギリスです。
ところが、感染者が下船して入院したのは日本国内なわけで、当然、国内で回復したと計算するのが当然です。
以前、バーケンヘッド・ドリルについて書きましたが、難破船の救助には序列があるかどうかという話題です。
今、イタリアでは、感染者の激増で、医療崩壊が近付いているという話も出てきているそうです。
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ヴィズマーラ恵子さん
「治療に値するかリスト」に医師が誰を救うべきか、誰を救わないかを決定せざるを得ない日がくる可能性を示唆。推定では2週間で9000件の感染が報告されており一部の病院ですでにICUのベッドスペースがなくなっている現状。
http://ilgiornale.it/news/politica/terapie-intensive-documento-choc-liste-meritevoli-essere-1837052.html
@ilGiornaleさんから
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日本の医療ドラマなんかでも「トリアージ」といって、手首に色のついたリストバンドを付けて、救助の序列を決めているわけですが、最終的には、誰を助けて誰を助けないのかの判断も必要になるわけです。
そういった事態にならないためにも、医療崩壊を招いてはいけないわけですが、もっと検査をして感染者数を増やせみたいな愚かな人たちがいるわけです。
最終的に、医療が受けられなくなるのは、高齢者の可能性が高いのにね。
誰を助けるのかという究極の選択では、子供や女性を助け、老人を犠牲にするというのが一般的でしょう。
なのに、左翼の老人たちが、必死で検査をしろと叫んでいるのですから、滑稽です。