2020年3月9日月曜日

武漢肺炎について考えてみた

武漢肺炎のニュースが溢れていますが、感染者は増えていて、北ヨーロッパの増加が目立ちますね。

武漢肺炎感染者数  110,034

80,735 China
7,382 South Korea
7,375 Italy
6,566 Iran
1,209 France
1,040 Germany
696 Diamond Princess
673 Spain
547 US
502 Japan
337 Switzerland
273 UK
265 Netherlands
203 Sweden
200 Belgium
176 Norway
150 Singapore
114 Hong Kong
104 Austria

でも、ここまで感染が世界的に広がっているのに、数を競ってどうするの?って感じですよね。

重要なのは、亡くなる人を出来るだけ少なくすることと、全快ないし、元気になって退院する人の数がもっと重要だと思います。

武漢肺炎死亡者数 3,995

3,119 中国
463 イタリア
237 イラン
53 韓国
30 フランス
30 スペイン
22 米国
7 Diamond Princess
7 日本
6 イラク
4 英国
3 オーストラリア
3 オランダ
2 ドイツ
2 スイス
2 香港
1 フィリピン
1 台湾
1 タイ

驚くのは、感染者が多いドイツでは、亡くなった人がゼロです。スウェーデンもノルウェーもゼロです。興味深いですね。

退院したり回復したりした人たちの数は、こんな感じです。

武漢肺炎回復者数  62,593


58,600 中国
2,394 イラン
622 イタリア
245 ダイヤモンド・プリンセス
166 韓国
90 シンガポール
76 日本
59 香港
33 タイ
32 スペイン
22 オーストラリア
18 ドイツ
18 英国
15 米国
15 台湾
12 フランス

一般的な話として、感染者の約8割は、症状が出なかったり、自然に治癒するようです。

そして、残り2割の人が、熱が出たり頭痛がひどかったり咳や喉の痛み、胃腸の具合が悪くなるなどの症状が出て、入院をするようです。

でも、その94%が回復するようですから、医療というのはすごいと思います。

一部の人が、もっと検査すべきだとか、検査していないから感染者数が少ないんだとか、武漢肺炎を政争の具としているとしか思えないような愚かな発言をします。

でも、無症状や軽症者を早期発見して入院させた所で治療薬がないですし、対症療法しかないわけです。

なのに、検査に人手をとられて、ひどい場合は、病院が患者で溢れ、ベッドも医療器具も足りなくなって医療崩壊をおこし、助かる命も助からないといった愚かなことになりかねないです。

病院を必要としているのは、武漢肺炎の患者だけではないですしね。

すべての表に出てくる数字がすべて正しいとも限りませんが、人口比からいっても、日本の死亡者は少ないです。

いろいろな経済的な影響も出てきている今、とにかく出来るだけ冷静になって、政府と自分を信じて、さすが日本は違うなと世界に示していきたいモノです。

パンパカ工務店さんのイラストです。