マスクの問題以上に、専門家の間で意見が異なっているのが、もっと検査をすべきかどうかの問題ですよね。
もっと検査を派の意見は、ドンドン検査をすれば、陽性の人を早期に発見できて、重症化する前に適切な治療が出来るということで、なぜか、左翼とか、韓国大好きな人たちが、この検査検査派に多いようです。
あまりにしつこいから、もしかして、何か利権が絡んでいるんじゃないのとか、検査をしている韓国が素晴らしく、検査をしない日本はダメだとか、日本をディスっているだけだとか、そういった意見もネットにはあります。
マスクの件でシンガポールはこんな事を言っていました。
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マスクでは飛沫感染の予防ができない
マスクの在庫は無限ではない。具合が悪い人への優先供給が必要
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検査についても、同じようなことがいえるのではないかと思います。
検査をしたからといって感染を予防できるわけではないですし、検査自体の信頼度も100%ではなく6~70%という意見もあるようですし、検査で陰性になった人でも、その後、陽性になることはあるそうです。
そして、イタリアとかニューヨークで問題になっているのが、ベッド数とか医療関係者の数とか、人工呼吸器の数とか、とにかく、重症になった患者にタイして足りないとか、中国肺炎以外の癌とか心臓胃病とか脳疾患とか、命にかかわる病気は多いわけで、そういった人たちの救助をおざなりには出来ないわけです。
医療現場でトリアージがあってはならないと思います。
高齢者よりも若い世代の治療を優先とか、出来れば防いで欲しいです。
患者の数と医療関係者などのバランスが壊れたら医療崩壊です。
検査をして、陽性の人をどうするかと言えば、まだ軽症の人なら家に帰って、自宅でまわりに感染を拡大しないようにするのは、意味があります。
陽性と出たら、気分はよくないから、入院して治療を受けたいという人も出るでしょう。そういった人たちが多くなったら、恐ろしい医療崩壊が起きます。
もう一つは、検査時に感染を広げてしまう可能性です。
今は、それを解決するために、病院では検査をしないとか、いろいろな方法もとられていますが、元に戻って、そこまでして検査をして、意味があるのかということです。
今、世界の多くの国でやっていることは、都市封鎖や鎖国です。感染を封じ込める作戦です。
保菌者を出歩かせない、出来る限り家から出ない、外国人を入国させないといったことです。
そして、あの3条件(ぎゅうぎゅう、むんむん、がやがや)の重なる場所には、近付かない。
これが、意外と守られないんですよね。慢心してしまって、宴会とかやっている人がまだいるようです。
個人個人が気をつけないと、感染は広がっていきます。
もちろん、重い症状が出たら、すぐに病院などに相談すべきだし、適切な処置を受け、その中での検査も必要でしょうけど、そういったことにならないために、出来ることが、個人にもあるわけです。
換気の悪い密閉空間、大勢が集まる密集空間、間近で会話や発声をする密接場面と3つの条件が満たされる場所はマジ危険です。