先週からSea View Koh Chang hotelという名前をよくネットで目にするようになっています。
チャーン島というのは、バンコクから南南東に310KM行ったカンボジアの国境に近いところにあるリゾートアイランドで、知る人ぞ知る魅力的なところだそうです。
タイもメジャーな観光国ですから、一般的にはあまり知られていない秘境とか小さな島などにもホテルが出来て、内外からの観光客を集めています。
私は、チャーン島には行ったことがないですが、近くのトラートのクロンヤイには行ったことがあって、以前に少し書いています。
で、このところ騒がしいのは、Sea View Koh Chang hotelを友人と一緒に今年6月27日に訪れたバンコクで働くアメリカ人のWesley Barnesさんが、ホテル滞在中にホテル側といざこざがあったそうで、その件をインターネットの複数のサイトにネガティブなコメントとしてアップしたようです。
こうした件は、言った言わないとか、両者の主張が違ったりするし、第三者にはわからないことですが、ホテルのレストランに外部で買ったお酒を持ち込んで飲もうとしたことから、ホテルは、持ち込み料を請求し、そこから言い合いがあったようです。
最終的には、話はついたようですが、まあ、喧嘩すれば、お互いに感情のもつれはあるわけで、Wesley Barnesさんが、チェコ人のホテルマネージャーや従業員の悪口を書いたりしたことから、ホテル側も反論し、問題が大きくなったようです。
結局、タイの観光警察が、Wesley Barnesさんを名誉毀損の罪で逮捕し、それをタイの体制側をしつこく批判し続けているスコットランド人のジャーナリストAndrew MacGregor Marshall氏が、欧米のメディアにこの件を広めて、火に油状態のようです。
個人的な意見ですが、欧米人は、タイをはじめアジアを見下している人たちもいますし、自分達が英語を話せるから、英語を母国語としない人たちに高圧的な態度で話をすることもあると思います。
それと、いつも思うのは、他人の国に滞在する外国人は、何をされても自分の考えを貫く意志と覚悟がある人以外は、長いものに巻かれた方が、安全だし、問題がないと思います。
Wesley Barnesさんは、仕事も失ったそうですし、最高で2年間の懲役と20万バーツの罰金刑が下る可能性もあるようです。
英語ですが、詳しいことはこちらで。
日本でも、最近、ツイッターなどで、イイネをしたりリツイートをしたことで、訴えられるケースも出ていますし、SNSなどとの上手な付き合い方をよく考えた方がいいようです。