2022年7月18日月曜日

中古カメラの話

今から10年近く前に、ヤフオクにはまったことがあって、自転車部品とか古い旅行鞄とか、安いものを探しては楽しんでいました。

直接自分で入札するのではなく、日本にいる弟に頼んでの落札でした。

そのヤフオクで、中古のフィルムカメラを見つけて、大量に落札して、バンコクまで送ってもらいました。

トータルすると100個を超えていたかもしれません。

中古のフィルムカメラといってもほとんどがジャンクか、それに近いものばかりで、送料の方が高いじゃないかといった感じのものもありました。

何事も、やっているうちにいろいろと分かってくるもので、出品者の見極めとか、出品されているカメラの状態とか、素人は素人なりに学習していくわけです。

いくらこれは掘り出し物かもと思っても、競争相手に落札されてしまうこともよくあることなのですが、落札を競い合うのもまた楽しいわけです。

落札できたと一安心したら、実際には時間延長で、ほかの人に落札されることもしばしばでした。

なんといっても第三者を経由しての入札で、タイムラグもあります。

貧乏人ですから高いものは買えませんので、有名なカメラに手を出せません。

安いものばかり入札して、まとめてバンコクに送ってもらいました。


安いレンズなんかも送ってもらいました。



古いフィルムなども落札しました。古いから劣化していて使えないものもありました。


そのほか露出計とか自分で現像するための器具とか修理用の道具とか、とにかくいろいろと落札しました。

ひとことでバンコクに送ってもらったといっても、海外ですから、関税の問題も出てきます。

運が良ければ、非課税で自宅まで届きますが、郵便局まで取りに来てくださいとの手紙が届きます。

最寄りの郵便局だったり、空港近くの大きな郵便局だったりしますので、ハラハラドキドキしながら、受け取りに行きます。

モノを見てもらえば、どう見ても中古ですし、それもゴミのように汚れたものばかりで、大した関税ではないけど、一応、形式通りに課税されます。

むかしのフィルムカメラは、とにかく作りも頑丈な分、重くて、重いものだと一つで2キロとかになり、段ボールいっぱい、制限の30キロですと、車まで運ぶのも大変でした。