エリザベス2世の国葬も無事に終わり、ヨーロッパの王室に関する話も時々耳にする今日この頃です。
アジアですとカンボジア、タイ、ブータン、ブルネイ、マレーシアに王様がいます。マレーシアには、複数の王様がいて、交代で代表が決まります。
日本だけが王様ではなく天皇陛下です。格上です。
中東やアフリカにも王様はいます。
オマーン、サウジアラビア、バーレーン、ヨルダン、カタール、クウェート、UAE。
アフリカにはエスワティニ、モロッコ、レソト。
南太平洋にはトンガ、サモア。
そして、ヨーロッパには、イギリス、オランダ、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ノルウェー、ベルギー、ルクセンブルク、モナコ、リヒテンシュタインに国王がいます。
エリザベス2世がお亡くなりになり、現在のところ世界でたった一人の女王が、デンマークのマルグレーテ2世女王です。在位期間も一番だそうです。
彼女の家系を見ればわかるように、ノルウェーとデンマークは同じ家系ですし、デンマークとスウェーデンもいとこ同士。帝政ロシアとかプロイセンとかイギリスとかギリシャとも親戚同士。
イギリスとオランダも親戚関係だし、オランダとベルギーとルクセンブルグも親戚ですね。
大英帝国の繁栄といえばヴィクトリア女王の時代でしょうね。世界中に植民地をもって、やりたい放題、戦争ばかりしていた印象です。
このヴィクトリア女王は、エリザベス2世の高祖母にあたるんですが、その旦那さんは、アルバート (ザクセン=コーブルク=ゴータ公子)で、イギリスのウィンザー家(旧名ハノーヴァー・サクス・コバーグ・ゴータ家)はもともとドイツ系で、ヴィクトリア女王が、またドイツ系の人と結婚をすることをイギリス国民はあまり歓迎しなかったようです。
ザクセン=コーブルク=ゴータ家はヴェッティン家(エルンスト系)の分家であり、一族からはブルガリア国王フェルディナント、ポルトガル国王フェルナンド2世、イギリス王配アルバートなどを輩出しています。
この二人の間には、9人の子供がいて、長男の第1王子 アルバート・エドワード サクス=コバーグ=ゴータ朝初代国王で、のちの英国国王エドワード7世で、アルバート・エドワード(後のエドワード7世)とアレクサンドラ王太子妃の第二王男子として生まれたのが、ジョージ5世です。
ジョージ5世は、エドワード8世とエリザベス2世の父ジョージ6世の父親にあたります。
王配アルバートといえば、ビートル巣など有名ミュージシャンが演奏している歴史あるロイヤルアルバートホールがあります。
ヨーロッパの王族は、ハプスブルク家かブルボン家かといわれるくらい、ほとんどがどちらかの系統です。
いいわけですが、あまりにも登場人物も多いし、関係も複雑なので、わかりにくいし、中途半端です。
とにかく、ヨーロッパの王族やアメリカの上流階級などは、どこかでつながっているし、これにユダヤ系のロスチャイルドとかロックフェラーとかがからんでいるから、陰謀論なども生まれてくるのでしょうね。
まだ風邪が完全に治りきっていないので、体調不十分です。