こちらのサイトでブログを始める前には、別のところでブログをやっていました。そのブログを削除してしまったので、今から思うと、とても残念です。
というのは、今から10年ほど前から、しばらくの間、中古のフィルムカメラにはまって、ヤフオクで気に入ったものを見つけると、日本にいる弟に頼んで、落札してもらって、それを国際郵便でバンコクまで送ってもらっていたことをそのブログに記録していたからです。
日本から郵便物(小包)を送ってもらって、とんでもない関税をかけられたという話は、以前から聞いていて、日本茶とか焼きのりを家族が送ってくれたのに、商品の何倍もする関税をかけられ、泣く泣く受け取りを拒否した話も聞いていました。
焼きのりとか日本茶は軽いから、送料はそんなにかからないけど、関税についての知識のある日本人は、そんなに多くなかったわけです。
ですから、日本からモノを送ってもらうことに関しては、試行錯誤をしながら、どうしたら、なるべく関税を安く抑えられるのかを考えました。
日本からモノを送ってもらい時には、航空便と船便があります。
航空便にはEMS(国際スピード郵便)と割安のエコノミー航空(SAL)便もあります。
詳しくは、こちらの日本郵便のサイトでお調べください。
普通の手紙などと違って、モノを送るときには、いろいろと面倒な手続きも必要になり、何を何の目的で送るのかとか、重さとか値段とかも必要になります。
国によっての禁止物もありますし、危険物は送れませんから、中古カメラの場合には、電池が入っていると発火する可能性があるとの理由で取り外さないと送ることができないと知りました。
中古カメラではないけど、2011年の大洪水の時に、日本から蛇口につける浄水器を送ってもらおうとして、浄水器に入っている炭素がやはり発火の恐れがあると禁止物指定されていることを知り、送ってもらえませんでした。
どこまで正直に書けばいいのか、悩むところです。
私の場合には、弟がしっかりしているから、いろいろと日本で調べてくれて、どんな方法がいいのか徐々にわかってきました。
基本は、贈り物、Giftと書くこと。
そして、できれば、パッケージや包装は事前にとってしまって、商品だけを古新聞紙とかプチプチなどでくるんで段ボール箱などに入れる。
商品価値は、ネットオークションや格安店や中古の店で買ったことで、不審に思われない程度にできるだけ安く書く。
中古カメラの場合には、ジャンク扱いで、汚れなどはつけたままがいい。
自転車にはまっていた時に、自転車用のお洒落で折り畳めるヘルメットを買って送ってもらった時には、正直にヘルメットと書いて、買った値段を書いたことで、予想外の関税をかけられて悲しい思いをしたこともありました。
中古カメラでも、段ボール箱いっぱいでいくらといったジャンクもあれば、名の知れた有名なカメラや機種もあるわけで、その辺もしっかり把握して、航空便にすべきか、船便にすべきかを考えたほうがいいです。
時には、レンズと本体とを別にして送るなどもいいかもしれません。
何度もやっていると、お得で関税をかけられにくい方法もわかってきます。
タイの場合には、1500バーツの壁があります。
CIF価格(FOB価格+運賃+保険料)が1,500バーツ(約5,850円、1バーツ=約3.9円)を超えない物品であれば、輸入関税が免除される。
素人がこれを知るまでには時間がかかりました。
でも、これがわかると、購入した中古価格をどのくらいにしたらいいのかの目安もわかってきます。
そして、今まで口外してこなかったけど、私の場合には、弟のおかげで、国際eパケットライトというサービスを利用するのが、早くて関税がかけられずに届く可能性が高いと知りました。
国際郵便小包の場合には、関税がかけられない場合には、原則家まで届けてもらえますし、不在ですと、郵便物が届いているから指定の郵便局まで取りに行ってくださいと書類が郵便箱に入ります。
関税がかけられたときには、郵便物が届いているから指定の郵便局まで取りに行ってくださいと伝えられたり、書類が郵便箱に入ります。
その場合には、指定された郵便局に行って、関税を支払って郵便物を受け取ります。
この指定される郵便局には、私の場合3か所あって、一番最寄りの郵便局と少し離れた郵便局、そして、船便の時が、チェンワタナーにある大きな集積センターのような場所でした。
こちらでは、段ボール箱を開けて、中のモノの説明や値段などを事細かく聞かれ、査定された税金を支払って引き取りました。
段ボールに詰めるときには、汚れの目立つものや安いものジャンクなどを見える上部に置き、下の方に多少値の張るものを入れるなどの悪あがきをし、効果があったときもありました。
中古カメラの場合には、関税も安いので、心配するような金額ではありませんでした。
ただ、当時は、まだ日本でもタイでもそんなに中古のフィルムカメラがブームではなかったので、現在はどうなのか責任はもてません。