趣味でパソコンを始めたころから、画像の編集に興味があって、いろいろな加工をやってみたいと思いました。
昔のパソコンは非力でしたし、できることにも限りはありましたが、背景を消したり、二つの画像をくっつけたり、必要な部分だけを切り取ったり、明るさやコントラストを変えたり、初心者ですし、できることにも限りはあったけど、いろいろと試したものでした。
今では、スマホには、そういった写真の加工とかビデオの加工が簡単にできるアプリもいっぱいあって便利です。
複数の写真からアニメーションを作ったりもしました。テーブルの上にフィギュアを置いて、それを動かしながら写真を撮り、その写真でアニメーションを作りました。
ですから、ビデオなんかも、基本的には写真の連続で1秒間に何枚の写真を見せるかで、動きのある写真が出来上がるわけです。
パソコンの最初が、画面上に点を表示させることで、その点の連続が線になり、線の連続画面になって、面の連続が空間になるというのと同じ理屈です。
3Dプリンターが、まさに面の連続で立体を作るわけです。
画像の加工をすると、レイヤーという層の概念がわかってきました。一つの画面の上に別の画面を載せて同時に見るということで、画面に文字を書き加えたりできます。
モーフィングというのがあって、一人の顔写真からもう一人の顔写真へと変化させる技術ですが、それで、例えば、自分と好きな女性の間にできた子供はどんな顔だろうかとか、そういったのが流行ったこともありました。
さて、ビデオもビデオカメラやアクションカムだけでなく、スマホで簡単に撮影できる時代ですから、撮ったビデオを編集することも勉強したくなります。
以前から、Neroという、CDやDVDを焼くためのソフトを使っていて、その中に、ビデオ編集の機能もついていたので、それで、簡単な切り取りとか音楽挿入とかをしてきましたが、もう少し本格的な編集もしてみたいと思っていた時に、ウィンドウズ11には、ビデオ編集ができる機能がついていることを知りました。
それが、フォトの中にあるビデオエディッターです。
この機能で、取り込んだ自分が撮影したビデオをトリミングしたり、文字を入れたり、エフェクトで効果を付けたり、なんとスローにしたり早くしたりもできることを知りました。
スマホで撮影したビデオをパソコンで見ると両側に黒い部分ができるのを取り除くこともできます。
そして、もう一つ、Clipchampというオンラインのビデオ編集機能も無料で使えるようになりました。
こちらでも動画をトリミングしたり、分割して組み合わせたり、フリップとミラー、回転、切り取り、オーディオと画像を追加、テキスト、タイトル、スーパーを追加、色のバランスを取り、背景を追加、フィルターとトランジションができちゃいます。
オンラインでの使用ですが、編集後の映像をパソコンに保管できます。
無料で使えるビデオ編集ソフトは、ネットで探せばいろいろと見つかりますが、無料だと、使える機能に制限があったり、編集したビデオに透かしなどが入ったり、なんとなく信用できないかもといったものもあったりしますので、マイクロソフトのものですと多少は安心です。
個人的には、ビデオの逆再生とかモザイクを人物の顔などに入れるとかに興味がありますが、そういった機能を持つソフトもネットにはありました。
新型コロナの行き過ぎた規制がなくなれば、また多くの人たちが街に出てビデオ撮影をするようになると思いますので、こうした便利なソフトを使って、自分で編集をするのも楽しいと思います。