2024年9月7日土曜日

白内障手術とメガネ

 中学2年の時から眼鏡のお世話になってきました。

両親はともに他界するまで老眼鏡以外のメガネをかけていませんでしたが、仲の良かった友人がメガネをかけたのを見て、なんかうらやましくて、ちょっとかけさせてとふざけてメガネをかけていたら、近視になった感じです。

コンタクトレンズが流行ったときに、コンタクトレンズを購入してみたものの、何度試しても瞬きばかりで、不快感が消えず、諦めました。粘膜が過敏なようです。

ソフトコンタクトレンズが出てきたときにも試したのですが、やっぱりだめでした。

それで半世紀以上メガネのお世話になり、朝起きたらメガネをかけ、お風呂に入るときと寝るとき以外は、ほとんどメガネをかけていた人生です。

今までどのくらいのメガネを買ってきたかを考えたら、たぶん20個以上は買っていると思います。

今すぐに取り出せるものを写真に収めてみました。

最近は写真の右側にあるものを使うことが多かったです。

それで今回白内障の手術を受けて、自分の目の水晶体に人工物のレンズを入れてもらいました。

手術自体は、そんなにむつかしいものではないのだそうですが、体に傷をつけられたり、体内に異物を入れられるのは、やはり不安ですし緊張します。

私の場合には左右両目を一週間違いで手術してもらい、両目に人工のレンズが入りました。

レンズにはいろいろな種類があるそうですが、私の場合には両目ともに単焦点のレンズをお願いしました。

人工レンズが入った後の最初に感覚は、今までの視界が少し黄色みがかかってみてていたのが、ちょっと青みがかった白の視界になっていて、それは快適です。

パソコンのモニターでも暖かい色いとか冷たい色といった調整ができますが、冷たい感じの色で清潔感を感じます。

今までの水晶体の中に入っていた自分の体液は老化で少し汚れていたのかも。

レンズがきれいになったことで、しばらく沈殿して見えなかった硝子体内の浮遊物が、再び泳ぎだして、飛蚊症が少し気になります。

異物が入っている感はまだ完全には消えていませんし、目の焦点も、日によってはっきりする時と焦点があっていないと感じる時があります。

手術後は、1週間以上洗髪も洗顔もできないから、ちょっと不便ですが、でも、朝起きて最初にしていたメガネをかけるという作業がなくなりました。

完璧にクリアな視界でないまでもメガネがなくても普通に生活はできます。

私の場合には、パソコンのモニターが置いてある約1メートル先に焦点を合わせる単焦点レンズなので、3メートル以上先はぼやけていますし、30センチくらい近くも少し見えにくいです。

ですから、少しレンズに感覚がなれてきたときには、遠いところを見るためのメガネと、近くの説明書などを読む時にかけるメガネは必要になると思います。

今あるメガネのレンズだけを変えてもらうことを考えています。メガネもかなり高いですからね。

あと、今回手術して分かったことの一つに、自然光などにはかなり紫外線があって、目にとってはかなりの刺激となることで、まぶしさが気になるため、私は、右目の手術後に度の入っていないサングラスを購入しました。

外出時や目がしょぼしょぼするときにかけるようにしています。

持っているサングラスは、どれも度入りなので、使えなくなりました。

あと、今回気が付いたのですが、日常生活の中で水をいじったり、食事をしたり、料理をしたりするときに、誤って水が飛び散って目に入ることもあります。

汚れたものが目に入ると傷が化膿する可能性もあるそうなので、保護用の眼鏡も使っています。

あと上の方でも触れていますが、目薬の説明書などを読む時に老眼鏡が必要で、それも安物を購入しました。

手術後で大変なことが、決められた目薬を決められた時間に決められた回数点眼することで、これが、かなり面倒です。

老化のせいか、目薬が目に入らず上瞼とか下瞼に目薬の液体が落ちてきたりして、年はとりたくないものだと思うわけです。

でも、メガネのない生活というのは新鮮で、シャワーを浴びるときとか寝る時とか、メガネをかけていないのに、習慣でメガネをとろうとしてしまいます。

近くを見る時も、以前はメガネをとればある程度は見えていたので、かけていないメガネをとりたくなります。

また気が付いたことがあれば、書き加えていくつもりです。