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2019年10月18日金曜日

教訓

世の中には、いろいろな教訓があって、時には自分の人生を救ってくれることもあります。

ことわざなんかも、意外とためになったりもします。

数年前に亡くなられたフォーク歌手の加川良さんに「教訓 I」という曲があって、戦争に行かないようにしましょうと歌っているわけですが、それもまた教訓です。

戦争なんかしない方がいいに決まっていますが、自分から仕掛けなくても、侵略されることもあります。

その時に無抵抗で、好き勝手されるのか、それとも、その時には、家族や自分の国を救うために立ち上がるのかは、個人個人の問題です。

戦争反対といっている人が、デモで火炎瓶や石を投げたりもするわけで、人間というのは、いつも理性的に行動できるわけでもないようです。

で、教訓の話ですが、印象に残っているのは「三陸大津波の教訓」です。

高台にある家は子孫に平和と幸福をもたらす、と記された碑は、太平洋に面するリアス式の三陸海岸で数千人の死者を出した1933年(昭和8年)の昭和三陸大津波の後に建てられた。碑の文句は「想へ惨禍の大津浪(大津波の災いを忘れるな)此処より下に家を建てるな」と続く。

地震や台風や津波などの災害は、70年とか100年とか150年とかの間隔で繰り返すといわれています。

人生100年の時代になっても、100年前の記憶はほとんどの人に無いわけです。

そこで、過去にはこんな事があったよと、本に残したり、石碑にしたりするわけですが、今は写真も映像も残せます。

多摩川氾濫はやはり「人災」だ、忘れられた明治・大正・昭和の教訓

今回の台風19号の教訓としては、台風が上陸するまでの降る雨の量や降る地域にも十分に注意が必要だということでしょうね。

そして、自分が住んでいる土地が、過去に災害に遭ったことがないのかどうかも調べておく必要があると思います。

景観がいいとか土地の価格が安いからとか、いろいろな理由で、過去に災害のあったところにも住宅は建つわけですが、日本は人口が減っているわけで、出来るだけ、危険だと思われるところには住宅は建てない方がいいでしょうね。

インフラの老朽化問題もあるわけで、ちりちりバラバラに住むのもこれからは、止めた方がいいと思います。

日本式建築も、地震対策だけでなく、もう少し台風を意識して作った方がいいと思います。

台風は、よく同じコースをたどることもあるわけで、たいした勢力でも無い台風でも、その前に大きな台風が通ったあとを通ると、大きな災害が出ることもあります。

今は、インターネット時代で、手軽に過去の災害を調べることも出来ますから、一度は、自分の住んでいるところに、過去どんな災害が襲ったのかを調べてみることは大切ではないでしょうか。


2019年10月16日水曜日

犬も猫も大好き

メンタリストのDaiGoさんが、台風避難所にペットがNGな事に異議を唱えているそうです。

台風避難所「ペットNG」は「理解できない」 DaiGo「大切な家族」「ヒトも動物も関係ない」

個人の考えは、自由でいいと思いますが、避難所には多くの人びとがいて、中には動物にアレルギーの人もいるだろうし、鳴き声や匂いがダメな人もいると思います。

人間と同じ避難所には無理ですね。

動物を愛するDaiGoさんのような人たちが中心になって、動物OKの避難所を事前に作っておくのがいいのではないかな。

今回は、ホームレスの人が入れなかったと問題になったりもしていますが、自治体の避難所は、自治体が管理しているわけで、彼らのルールを守る義務はあると思いますね。

ホームレスとか、不法滞在の外国人向けには、人権団体などが、自分たちでお金と人を出して、自分たちの思い通りの避難所を作ればいいと思います。

きれい事をいうのなら、自分たちでやるべきだと思います。

喫煙者OKの避難所でも飲酒OKの避難所でも、自分たちでお金を出し責任を持つのなら、好きにすればいいと思います。

私は、爬虫類と両生類以外の動物のほとんどは好きですし、動物だって命は尊いと思っていますが、人間と比べたら、もうゼッタイに人間の命優先だと思いますね。

鶏肉や鳥類の肉やゲテモノ類は食べませんが、牛肉も豚肉も海鮮類も食べます。

動物と植物だったら、植物は軽視しちゃうし、細菌とかウィルスなんかは、近寄ってきて欲しくないです。

私は、犬とでもネコとでも同じベッドで寝られますが、そんなことは考えられないという人たちがいることも理解できます。

いろいろな考えの人がいるわけですから、トラブルを避けるためには、自分たちの考え方を他人に押しつけるよりも、自分たちで別の方法を考えた方がいいと思います。


2019年9月12日木曜日

備えあれば憂いなし

私の父親の口癖が、「備えあれば憂いなし」だったためか、家の中はモノにあふれ、かみさんからは、「バッカじゃないの」と軽蔑されています。

冷蔵庫の中も満杯ですし、常温で保存できる食料もいっぱい買いだめしてあります。もちろん飲料水も。

日本は自然災害と隣り合わせの国で、地震と台風は、いつやってきても不思議ではない災害なわけです。

バンコクは道路の冠水と停電が多いです。

台風は、来る時期がだいたいわかっているし、台風が生まれたあとは、だいたいのコースも予想されるし、自分の住んでいるところに来る可能性もだいたいわかります。

マイナス思考で、心配ばかりもイケナイでしょうけど、かといって脳天気に、自分だけは大丈夫と楽観するのも問題でしょう。

台風は、10月の終わりまで、まだまだいっぱい生まれてくるでしょう。日本に接近したり上陸するとは限りませんが、準備と心構えは必要です。

個人ではどうしようもないこともたくさんありますが、かといって自分に出来ることをしておかないのは、怠慢でしょうし、愚かだと思う。

なのに、日本人は、災害に対して備えませんね。何か起きてから慌てます。

人間が生きていくためには、水と食糧が必要です。あとのモノはあった方がいいけど、最悪なくても生きられます。

洪水の危険があるところでは、ゴムボートくらいは必要でしょう。

何かが起こると政府を批判する人たちもいますが、そういった人たちが野党を支持していたりして、笑えます。だって、その野党が政権をとっていた時に何が起きて政府が何をしたかを忘れてはイケナイと思います。

まあ、忘れていない人が多いから、選挙で勝てないわけですが。。。

災害が起きた時に頼りになるのは自衛隊ですね。



2018年9月5日水曜日

台風小僧でした

子供の頃から、台風が来ると、胸騒ぎがして、台風情報を聞いたり、外の様子を見たりしていました。

小学校の時には、今の気象予報士ではないですが、百葉箱の中の気温とか湿度とかを調べ、雨量計や風速計を見て、記録したり、ラジオの気象状況を聞いて、天気図を書いたりもしました。

石垣島、天気晴れ、南の風、気圧990ミリバールとか、天気図に書き込んでいって、等圧線とかも書くわけです。南鳥島とか南大東島とか何かの時に見たり聞いたりすると、懐かしいです。

今では、気象に関する情報も多く、台風の発生から発達や進路などもテレビを見ていればよくわかります。

昔は、情報が無いから、漁師さんたちは、過去の経験や自らの6カンで気象を予測していました。

風向きとか、雲の様子とか、波の変化などでしょうね。命にかかわりますから、真剣です。

一般的な台風は、南の海上で発生して、発達しながら北上して、九州から四国あたりに上陸し、勢力を弱めながら、日本海に抜けて温帯低気圧になります。

イメージとしては、ゴジラの物語ですね。アレは、台風からヒントを得て、それに‎第五福竜丸が巻き込まれた水爆実験の恐ろしさをこめて考えたのではないかと思います。

台風には、大雨をもたらす雨台風と、強風で被害の出る風台風があります。

今回関西地方を襲った台風21号は、まさに風台風でした。風台風は、中心付近の気圧が低くて、北上する速度が速いことが特徴だそうです。

風台風
風の被害が特に顕著な台風で、家屋の損壊、高潮、塩害、落果などが主な被害となる。強い台風が非常に速く移動するときには風の被害が特に大きくなるといわれ、洞爺丸台風(1954(昭和29)年9月)、伊勢湾台風(1959(昭和34)年9月)、第二室戸台風(1961 (昭和36)年9月)などがそうである。

事前に100%風台風だと予想することは難しいようですが、ある程度の予測は可能でしょうね。

今回の場合、高潮がかなり注目点ですね。

台風のまわりでは、気圧が低いですから、海面を吸い上げ、海面は上昇するし、強風で、荒波が立ち、それが岸に押し寄せるので、海面が一挙に急上昇して、陸地に流れ込むことがあります。

今は、まだ報道されていませんが、強風での被害は、いろいろと出てくるでしょうし、停電は、意外と深刻かもしれません。

今の生活には電気は欠かせないわけで、万が一に備えての準備は必要でしょうね。発電機までは無理にしても、PC用などの非常時用電源なんかは、用意した方がいいと思います。

そろそろ電柱を地中に埋める時期だと思いますね。それに、ソーラパネルも、洪水や台風に弱そうです。

いろいろなことを、もう一度、しっかり検証していった方がいいでしょう。

食糧や飲料水も備蓄すべきでしょう。

あと、風台風の影響としては、塩害です。海から潮風が吹いていますから、農作物や弱い木などは、枯れてしまう可能性もあります。

関西から東海地方にかけては、大地震が来るとの予測もあるわけで、今回の災害を教訓として、準備できることは準備した方がいいと思います。

台風が来ると、3キロほど離れた海岸に自転車に乗って海を見に行くのも子供の頃には好きでした。ものすごい風と荒れた海を見ていると、何か、エネルギーが湧いてくるような気がしました。

そんなことをすると、高波にさらわれたり、海や川に落ちて命を落としますけどね。

9月から10月にかけても、台風が上陸することがありますから、これからも注意が必要ですね。

これからの時代は、見た目優先の建築ではなく、災害に強い建築が必要になりますね。ガラスは怖いです。

人間も内面重視で質実剛健でしょうか。