人類は、原人といわれていた200万年前から、徐々に人間らしく進化してきたといわれていますが、新人類といわれるクロマニョン人などが20万年くらい前に生まれています。
類人猿といわれる、人類の遠い先祖になると、数千年前、恐竜時代にも生まれていた説もあります。
人類の先祖といわれる猿人となると、今から400万年くらい前にアフリカで暮らしていたといわれ、彼らが、森を出て、草原に出て、直立二足走行をはじめたことで、道具を使い、脳も発達し、人間へと進化しはじめたといわれています。
なぜ、森での生活から猛獣が住む草原に出たのかには、諸説あるようですが、よく言われるのは、地殻変動や気温の変化で、猿人がすむ森が、枯れていって、断層も加わって、一挙に草原になったとか、とにかく、食糧を求めて移動したのでしょうね。
そのあたりに、こんな説も出てきました。
木の上よりも、地上の方が気温が低くて快適だから、地上に下りたという説のようです。
でも、いまだに木の上で生活しているお猿さんたちも多いわけで、どうなんでしょうね。
ついこの間は、ブルガリアでも驚くべき化石が発見されたとのことです。
ヒマワリ畑やトウモロコシ畑が広がるブルガリア南部は700万年前、現在のアフリカのサバンナにそっくりだった。そこにはキリンやガゼルが生息していたばかりか、人類最古の祖先が存在していた可能性もあるという。これまで人類の起源はアフリカにあるとされてきた定説を覆すものだ。
世界中の至る所で、人類の先祖が誕生したのか、興味は尽きませんが、プレートの大移動(プレートテクトニクス)も関係しているような気がします。
インドにしても、アフリカの一部が、北上してユーラシア大陸にぶつかったということで、その移動距離に驚きます。
南アメリカとアフリカとインドとオーストラリアと南極大陸が、昔ひとつだったと考えれば、人類の先祖たちも大陸に乗って移動していったと考えられます。
日本でも、石灰岩のあるところは、昔は、海の底だったというくらいで、いつの日にか、ハワイでさえも、日本に近付くとも言われています。