50年前から、変速機付きの自転車はありましたが、自転車は、坂道と強風に弱いというか、疲れました。
ですから、電動補助のついた自転車も売れるんでしょうね。
6年ほど前に、タイでも芸能人などの間に自転車ブームが起き始め、いろいろな種類の自転車も売られはじめました。
日本から中古の自転車も大量にタイに入ってきていました。何度も見に行きましたが、三連勝とか、SPECIALIZEDとか、高級自転車も売っていました。
ただ、あくまで中古ですし、日本からコンテナに詰め込んだり、分解して運び、こちらで組み立て直したりで、バランスはよくないようでした。
最初は、オシャレな自転車をと思って、イギリスの折りたたみ自転車Bromptonを買いましたが、タイの道路事情を考えて、タイヤの太いマウンテンバイクを買い、それをメインに乗っていました。
かなりわかりづらいですが、手前が、折りたたみのブロンプトンで、奥が29インチのタイヤのマウンテンバイクのメリダ
Brompton
マウンテンバイクは、安定度抜群で、バンコクの悪路に相応しいのですが、車体が重くタイヤも大きくて太いので、漕ぐのが重いですし、スピードも出ません。
自転車に乗り始めは、自転車専用コースなどで他の自転車にスイスイと抜かれるのが、ちょっと悔しいわけです。
そこで、次に買ったのが、チネリのロードバイクでした。これは、スピードは出やすいのですが、いくら自転車の性能が上がっても、漕ぎ手は老いぼれですから、若者たちにはどんどん抜かれますし、タイヤが細いので、普通の道路では、かなり怖いです。
ハンドルも、ロードバイク用のドロップハンドル(?)は苦手でした。
こちらは、ほどなく売ってしまいました。
そして、これを日本のヤフオクで落として持ってきました。
ハンドルを棒ハンドルに替えました。
でも、やっぱり、タイヤが細いのは怖いし、クロモリのフレームでXTのコンポで組み立ててもらいました。
自転車を組み立ててもらうには、自分にあったフレームの大きさ、自分の目的に合ったフレームの材質を選びます。軽いカーボンとか、一般的なアルミとか、重いけど、しなやかなクロモリとかがあります。
そして、起動部が重要で、以下のようなものがあります。
シマノ
ロードバイク用
DURA-ACE
ULTEGRA
105
Tiagra
SORA
Claris
Tourney
マウンテンバイク用
XTR
Deore XT
SAINT
SLX
Deore LX
Deore
スタンダード9スピード
Alivio
M410
Acera
M360
Altus
Tourney
イタリア・カンパニョーロのパーツセット
Super Record
Record
Chorus
Athena
Centaur
Veloce
Comp
米国SRAMのパーツセット
マウンテンバイク用
レッド
フォース
ライヴァル
エイペックス
こうしたセットの中にある、クランクセット、ボトムブラケット、変速レバー、ブレーキ、ブレーキレバー、前後変速機、ハブ、多段ギアなどの部品を選び、組み立てます。
車輪の大きさやタイヤの細さなども選びますし、ハンドルやサドルやペダルなども選びます。
パソコンを組み立てるような楽しさがあります。
でも、自転車も、危険が伴い、転んだり、ぶつかったりすれば、自分だけでなく他人に怪我をさせることもあります。
わたしは、雨上がりに、自転車で、かなり派手にすってんころりをしてしまい、大きな怪我はなかったものの、それ以来怖くなって、自転車に乗ることも少なくなってしまいました。
一般道で乗るのなら、やはり、なるべく安全な自転車いいと思いますが、スピードの出る高級自転車を買ったら、やはり、それに乗って颯爽と走りたいでしょうね。
折りたたみの自転車は、持ち運びは出来ますが、車輪が小さいし、乗りにくいです。
バンコクで自転車に乗るのなら、高級な自転車は、盗まれそうで、心配でなりませんし、近距離を乗るだけなら、中古の安物の方が気楽だと思います。
わたしのは超高級ではないですが、それでも、小型バイクが買えるような値段ですから、盗まれる心配がある時には、自転車には乗らず、歩きます。