2019年1月4日金曜日

韓国の国旗から儒教や道教まで

韓国の国旗は、白地に、中央にある太極を4つの卦が囲むデザインです。

太極というのは、中国の陰陽思想を表すシンボルで、韓国の国旗の場合には、赤い部分が上で青い部分が下と上下ですが、本来の太極は、色は白黒で、白と黒が左右です。上下左右が反転しているものもあります。

卦というのは、日本では、八卦が有名で、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」などといわれますが、天地自然は天、沢、火、雷、風、水、山、地の組み合わせによって成るもとした考え方で、占いなどに使われています。

8卦の8倍の64卦なんてのもあります。

乾(天)・兌(沢)・離(火)・震(雷)・巽(風)・坎(水)・艮(山)・坤(地)

そのうちの乾(天)・坤(地)・坎(水)・離(火)の四種類の卦(四掛)を国旗にあしらっています。

1949年10月15日に国旗と制定された新しいものですが、太極旗自体は、古くから、中国を中心に周囲で使われてきているようです。

韓国は、例によって、得意の、韓国起源説を唱えているようですが、滑稽ですね。

朝鮮半島は、中国の影響をどっぷりと受けてきているわけで、それを認めないのは、儒教的におかしいと思います。

儒教といえば、仁義礼智信が有名です。

仁:人を思い遣る事。孔子は仁を最高の徳目としていた。

義:利欲に囚われず、すべきことをすること。

礼:仁を具体的な行動として、表したもの。もともとは宗教儀礼でのタブーや伝統的な習慣・制度を意味していた。

智:学問に励む。

信:約束を守ること、誠実であること。

中国や朝鮮半島、そして日本は、儒教の影響を強く受けてきているといわれていますが、現実は、どうでしょうね。

表面的な、親や先輩を無条件に敬うとか、男尊女卑とか、本当の意味を理解しているとは思えません。

中国三大宗教(儒教・仏教・道教)があり、日本にも大きな影響を与えてきています。

陰陽思想といえば、太陽と月のように、物事には、表と裏があり、そのバランスで出来ているといった考えです。

漢方医学なんかは、それが基本のようです。

陰陽五行説なんてのもあります。

呪術的な要素は陰陽道として、伝わってきています。

風水なんかも、アジア全域だけでなく、世界中で、建築やインテリアに影響を与えています。

日本での占いといえば、手相や人相と並んで、四柱推命なんてのもあります。

今年は、占いのお勉強も少しやってみたいです。