海外で暮らすようになってから、活字に飢えた時期がありました。
バンコクには、70年代から、すでに日本の書籍を売っている店がありました。大丸のショッピングアーケード内にあった泰文堂さんでした。
小さな本屋さんで、日本の週刊誌とか、月刊誌とか、売っている書籍は限られていました。
その後、東京堂書店とか紀伊國屋書店とかも出来てきて、手に入れることの出来る書籍類もかなり多くなりました。
日本で買う値段の倍以上する印象で、本は貴重品だったので、週刊誌だけでなく、文庫本や新書類も、読み終わったら、知り合いにまわすような感じでした。
人から回ってくる本は、自分では買わないジャンルのモノもあって、非常に興味深かったです。
個人的には、小説類の他には、歴史関係とか、宗教関係、東南アジア関係、そして健康や科学に関する本をよく読みました。
そういえば、昔ウィルスに関する本も読んだと、探してみたら、おもしろそうな本があったので、もう一度読んでみようかと思いました。
1.「RNA学のすすめ」 柳川弘志著 講談社ブルーバックス
2.「ウィルスが人間を支配する」 吉永良正著 カッパサイエンス
3.「共生の生態学」 栗原康著 岩波新書
置き場所がないから、たくさんの本を人にあげたり、捨ててしまったりしてしまい、とても残念に思うときがあります。