タイでもマスクが話題になり始めたのは、2018年でした。
タイでもPM2.5が話題になってきて、マスクをした方がいいとテレビでも言い始めました。
ちょうど日本に帰国した際に、少しだけマスクを買ってきました。
スーパーなどのマスクコーナーで適当に買ってきただけで、マスクに関しての知識はほぼゼロでした。
日本では、花粉症の人たちも多く、どんなマスクが機能的に優れているのかとか、いろいろな知識を持っている人もいるようでしたし、ちょうど韓国の芸能人たちが黒いマスクをするのが話題にもなっていました。
そして、タイのPM2.5は、ドンドン話題になる日も増えて、バンコクでも時々マスクを買うようになりました。
タイで売っているのは、ほとんどがこんな形のモノでした。日本で売っているような3Dデザインのマスクは、わたしの行くような所では売っていませんでした。
タイ人もPM2.5対策で、マスクを使うようになり、マスクが手に入らなくなったのが、2019年に入ってからでした。
日本から、PM2.5対応のマスクを買って送ってもらいました。
この3種類が送られてきました。一番数が多かったのは、この左下のタイプでした。
これをすると、かなり呼吸がしにくくて、長い間歩いたりすると、ちょっと苦しく感じますので、普通のマスクがいいやと思い、使い分けるようにしました。
あれから1年後に、このマスクが再び注目されるようになったのは、当然ですが、中国武漢から世界に広がって、多くの犠牲者を出している疫病です。
スーパーや薬局で普通に手に入っていたマスクが手に入らないといったことがニュースになって騒がしくなりましたが、私は、日本から送ってもらったマスクも、以前買って備蓄しているマスクもあったので、全く心配は無かったです。
その後、タイでも、マスクが買えないから、布マスクを自作する人も出てきましたし、いろいろなお店でも布マスクを作って売るようになっています。
それで、使い捨てよりも、洗って何度も使える布マスクを使うようになったので、私が持っている、PM2.5対策やN95規格のマスクを病院にでも寄付しようかと思って、よく見てみたところ、なんか、ネットでも話題になっている、ニセモノではないかと思い始めました。
医療現場で命をかけて働いている人たちにニセモノのマスクを送って、万が一ウィルスに感染するようなことがあったら大変だと気が付き、余計なことはしないことにしました。
この形のPM2.5と書かれているマスクは、3Mのコピーモノではないかと、自分では思っています。
ネット情報によれば、ホンモノのN95規格のマスクは、紐を耳にかけるのではなくて、頭のうなじあたりと後頭部にヒモが平行になるようなタイプだそうです。
これは、両耳にかけるタイプです。プラスティックの部分が、呼吸を楽にするためのフィルターのようです。ここが重要なような気がします。
一応分解してみましたが、写真を撮るのを忘れてしまいました。そして、使ったあと捨ててしまいました。
この下のタイプは、もしかしたら、ホンモノかもしれませんが、よくわからないです。
ヒモは、耳にかけるタイプではないです。昨年の時点では、今ほどマスクについての知識もなく、付けたり外したりが楽に出来るよう、紐をわざわざ切って、耳にかけられるように作り直しました。
下の写真は、たぶん、ホンモノだと思うのですが、自信はないです。
たかがマスクだった時代から、今では、命を守るマスクの時代になってしまいました。
一時は、マスクなどする必要はないという人たちも、今は、もうマスクをしましょうに変わってきています。
自分を守ること以上に、まわりを守るためには、布マスクであっても必要だと理解が広がっています。
なのに、マスクを買い占めたり、転売したり、ニセモノや低品質なものを高品質として売る人もいるわけで、性善説では生きられない世の中になっています。
いろいろなマスクを手にとって、違いを調べてみたいのですが、今では、趣味でそんなことをしてはいけないわけです。
家にこもっていても、いろいろと外部の人との接触はあるわけで、マスクは必要です。