2020年7月15日水曜日

リモコンの話

今でこそ、スマホとかパソコンがあれば、音楽を聴いたり、ビデオを見たり、テレビを見たり、いろいろなことが出来るわけですが、昔は、それぞれに専用の機器があって、それにリモコンが付いていました。

機種やメーカーによってリモコンが違ったり、テーブルの上にいくつものリモコンがあったりした時代もありました。

そのうちよく使うテレビとビデオとかDVDの機器が同一メーカーであれば同じリモコンで操作できるようにもなりましたが、それでも、すべてが同じメーカーとも限りません。

そういった問題以外に、リモコンによく起こるのが、電池の液漏れですね。

電池を使うすべてに起きるといっても過言ではない電池の液漏れですが、よく使っているリモコンで気が付くのが早ければ、ほとんど問題なく使えますが、しばらく使っていなかったリモコンの液漏れは悲惨です。

電池室に固まっているようなものもあるし、内部の配線にも液が染みこんで、もう修理出来ないこともあるわけです。

昔のラジカセとかウォークマンが出てきたので、喜んで電池室を開けたら・・・なんて経験をしたことのある人は少なくないと思います。

昔のフィルムカメラでも同じです。

汚れを落としたりさびをとるくらいまでは素人にも出来ますが、内部の配線をいじれる人はそんなにはいないと思います。

よくあるのがエアコンのリモコンの故障で、正規のリモコンを売っているところが見付かったとしてもかなりの値段だったりするので、頭が痛いです。

バンコクですとアモーンとかバンモーなどでホンモノもどきを売っていますが、そんなところでもかなりの値段だったりします。

いろいろと探した結果、どんな機器にも使えるマルチのリモコンが見付かりました。

大きく分けると、テレビやビデオやDVDなど用と、エアコン用です。

メーカーや機種にあったコードを入れると使えるようになります。

古いエアコンで使っていたそんなリモコンが壊れたので探したところ、ネットでは、驚きの値段で売っていました。

以前は、苦労した探したものが350バーツだったのに、今回は、なんと60バーツで、家まで届けてくれました。

ネットで買う前に、以前、もう一つリモコンがあったはずだと探したけど見付かりませんでしたが、今回、新しいリモコンが届いたら、古いのも見付かり、こういったことってよくありますよね。


リモコンを分解すると、だいたいこんな感じです。よく起きるのが、右側の電池を入れるところの渦巻き状の金属の腐蝕で、これをヤスリがけするだけで使えるようになることもあります。


あとは、緑色の基板のお掃除で接触に問題がある場合には、直ることもあります。

今回あとで見付かったリモコンは、電池室はきれいでも、液晶が真っ黒でした。

もう一つの最近壊れたリモコンは、電池室から内部の基板がやられていたけど、液晶は大丈夫だったので、修理の時の定石、「ニコイチ」で真っ黒の液晶のリモコンに、きれいな液晶を移し替えてみました。

そしたら、なんの苦労もなく、使えるようになりました。

ですから、現在、使えるリモコンが二つになりました。

日本でも、ホームセンターなどをよく探すと、マルチのリモコンを売っているから、暇なときに確認しておくと、いざという時に便利です。