鉄でできた大きな窯のようなお風呂で、下から薪に火をつけて窯の中のお湯を沸かす方式なので、当然、底の部分やまわりの部分が熱くて、お風呂に入るときには、木製の底板を沈めてその上に乗ります。
窯には底板が浮き上がらないようにする留め具があったと記憶します。
人が入らないときには、湯が冷めないように上には木で出来た蓋をします。
湯沸かしは、子供たちの仕事で、火のつけ方を学びましたし、湯沸かし用の薪割りも定期的にしなければなりませんでした。
熱いお湯は軽くなって上にたまるので、お風呂に入るときには湯をかき混ぜてから入ります。実戦で理科の勉強をいろいろとしました。
日本人はお風呂が好きな民族で生活ですけど、世界には、水が日本のように豊富ではないところも多いですし、欧米などのように、お風呂には入らないで、時々シャワー派もいるようです。
湯沸かしは、大変なので、ある時、父が、太陽光温水器を屋根に設置してくれたときには感激でした。
今はソーラといえば、太陽光発電ですけど、昔は、ソーラといえば温水器でした。
夏は、ものすごく暑いお湯ができるので、冷水で薄めないとお風呂には入れませんでした。冬でも、太陽が出ればかなり高温になります。
今は何でもガスと電気ですが、昔は、太陽光とか地下水を上手に利用していました。
日本人は、寝るときには、押し入れからお布団を出して、朝はお布団を押し入れにしまうという、単純な作業を毎日繰り返すことで、非常に勤勉で清潔な民族となりました。
アメリカ映画などで、土足で家に入ってベッドに靴のまま寝たり、とても信じられなかったです。
あれでは、伝染病も流行りますよね。
便利さというのは、人間を怠惰にするのかもね。
ソーラ温水器は、水質などにもよりますが、定期的なメンテも必要で、業者の人が屋根の上に上がって作業をするのは、屋根に上って見るのも好きでした。
初期投資やメンテは必要ですが、それ以外はただです。昔は、井戸水があったので、水もただでした。
今の時代でも、田舎で、自分の土地があれば、井戸とソーラ温水器は、いいかもね。
小さな田畑があって、ソーラ発電も使えば、ある程度は自給自足も可能かも。
