2019年5月22日水曜日

カプートとかフィニートとか

ドイツとかスイスとか北欧などでは、恋愛が終わったときとかにカプートとかフィニートとかいいます。

車とか電化製品が壊れたときにもカプートですし、フィニートは、英語のFinishでしょう。

専門家ではないから間違っているかも知れませんが、語源は、言葉の持つ雰囲気からイタリア語ではないかと思います。

さようならの「チャオ」なんかもいろいろな言葉で使われるようです。

日本語の中にも横文字が入るように、外国の言葉にだって外来語が入ってきます。

若者が好む俗語には、外国語がかなり入ってきますよね。俗語の流行のテンポは速いですから、すぐに時代遅れになります。

あと、外国語に日本語に聞こえる言葉もあって、いろいろと話題になります。

フィンランド語は、最後に母音が来て日本語に似ている言葉の宝庫です。

Totta kai!(もちろん)とか日常会話で普通に聞かれる言葉です。名前などの語尾が、「ねん」で終わることが多いので、アホチャイマンネンとかパーデンネンとか冗談が出来ちゃいます。

私が、キートスやテルベなどと同じように最初に覚えたフィンランド語のひとつが、日本人を表すヤパニライネンでした。

外国語は、どんどんAIが自動翻訳をこなしていくでしょうから、外国語を学ぶ意味も変わっていきそうです。

SNSは、新しい言葉の宝庫ですよね。

AIの聞き取り能力もかなり上がってきているそうです。AIが、語尾を呑み込む傾向があるタイ人の英語を正しく聞き取ったら、すごいと思います。

日本人の話す英語で語尾の子音に母音をつけちゃうのは、意外と聞き取りやすいのではないかと思います。

英語と米語との違いも、いろいろと話題になりますが、米語の方は、さすがに移民の国で、いろいろな人たちの話す米語があるので、まあ、独特ですが、流行語になるのは、黒人たちの話す米語が多いような気がします。

昔は、まず書き言葉があって、それが正しいとされてきましたが、今は、もう話し言葉に書き言葉もあわせていく傾向があるようです。

thをdにするなどスペルなんかもどんどん変えちゃいますから、すごいと思います。タイ語なんかでも、若い人たちは、どんどんスペルを変えちゃいます。そして、老人たちが、最近の若者はと嘆きます。

日本人も、外国語を学ぶときに、いろいろと細かなことにこだわる傾向があるので、考え方が、老人みたいで、いい加減にというか、柔軟に覚えることが苦手なような気もします。

間違ってもいいじゃんかとか、日本語訛り上等ジャンとか、なかなか考えられないようです。

言語学者やプロの翻訳家は、違うと思います。

今ある言葉も、過去には、今時の若者はと嘆かれた言葉も入っているのでしょうし、言葉は、生きているから変わっていいし、支持されなければ滅びていくと思います。