このビデオには、ビートルズメンバーの奥さんや恋人やミック・ジャガーやキース・リチャーズなどの姿も見えますし、ミックの彼女だったマリアンヌ・フェイスフルとかアメリカの人気バンド・モンキーズのマイク・ネスミスの姿もあります。
ジョンもポールも「この曲を作っている時が1番楽しかった」と語っていたそうですが、1967年頃のドラッグ時代を感じます。
映像なんか、まさにLSDの世界で、8ミリのフィルムカメラの映像が、また素晴らしいし、曲とよく合っています。
50年前に、よくもまあ、こんな素晴らしい映像を撮ったものだと感心です。
ジョンが亡くなったあと、ジョン・レノンの未完成曲を残りの3人のメンバーが手を加えて作ったFree As A Birdは、まさに、A Day In The Lifeの現代版というか、デジタル版のような気がします。
彼らのことは、想像するしかないですが、マリワナなんか吸いながら、曲を作っていたのではないかと思ったりもします。
ザ・ビートルズのポール・マッカートニーは1966年に死亡しており、ひそかにそっくりさんと入れ替わっているという都市伝説があって、その話と、ジョンが、ちょうど新聞記事で見つけたギネスの財産を相続した男の交通事故から、歌詞が浮かんできたそうです。
「I'd love to turn you on」が麻薬を連想させるとか、「4,000holes」は、女性のあそこを連想させるとかで、BBCは、この曲を放送禁止にしたとか。
曲全体が、麻薬を連想させるといった方が正しいかも。
「4,000の穴」も新聞にあった、ランカシャーのブラックバーンの道路に出来た「4,000の穴」を修理する道路工事が始まったことからの連想だそうです。
この頃から、ザ・ビートルズは、インドに影響されはじめたようです。