文部科学省では、2020年度からの小学校プログラミング教育の全面実施に向けて、平成30年3月に「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」を作成し、「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」を通じた実践事例の発信などの支援策を実施してきました。
日本は、いつの間にか、IT後進国になりそうです。それで、慌てて、プログラミング教育ってことのようですが、それはそれで素晴らしいことです。
日本人は、今までに何人もノーベル賞受賞者を出してきている国で、理科系には強い民族だと思います。
教育全般に言えることですが、小学校の頃から、子供たちがどんな分野に興味を持っているのかとか、どんな方面に能力があるのかなどを、しっかり見つけ出してあげることが大切だと思います。
画一的に、みんなに同じことを教えても、興味のない子は、伸びないでしょう。
ダウンタウンの松本くんが、不良品が出るから、不良品同士でやり合ってとかいったそうで、炎上しているそうですが、みんな、能力には違いがあるわけですが、能力にもいろいろとあるから、一つの能力ではポンコツでも、他の能力では、ポンコツとバカにしたヤツよりも優秀であることはよくあることです。
それぞれの持つ能力で伸びるところを伸ばしてやれば、苛められることも減るのではないかと思います。
長距離走でも、最初はビリでも、終わる頃には、上位に入っているということもあるわけです。
これからの時代は、AIが出来ることと出来ないこととに、大きく別れていくといわれています。
例えば、芸術などは、これから、どんどん価値を増すのではないかと思います。
今、朝ドラで、アニメについてやっていますが、コンピューターやスマホのアプリで動画の加工などをするのも、原理は同じで、一枚ずつの絵を何枚も重ねたり動かしたりするわけです。
コンピューターの原理の一つは、画面上の光の点を連続させて直線にしたり、面にしたりし、色も基本の色の組み合わせで、いろいろな複雑な色を作り出すわけです。
ディスプレイ上に写真や映像を出すことと逆に、実際にある物や人をイメージセンサー上で捕らえて、それをデジタル信号化するのがデジカメです。
制御なんかでも、座標上で、どの位置に来たらどんな動きをさせるかを決めていくだけです。
もし何々なら、何々が起きるといった計算式が出来ます。
そういった基本的な考え方を子供の頃に教えて、応用させたり、改良させたりすれば、才能ある子供たちなら、どんどん能力を伸ばすと思います。
プログラミング教育にも英語が必要だという人がいますが、プログラム言語は基本英語ですが、読み書きですから日本人は得意です。
まあ、実際にプログラムを書くよりも、どんなアプリを作るかとかもっと大きな設計図を考える方がいいですね。
チームでの話し合いの時には、AIを使って通訳してもらえばいいだけです。
要するに、コマに使われるよりも、コマを使う側になれるように教育してもらわないとね。まじめでよく働く日本人は素晴らしいですが、外国人のために働く日本人で満足してはイケナイと思います。
そうでしょゴーンくん。
自動運転のプログラムを作るにしても、歩行者など他人に優しくて運転マナーのいい人でないと、いいプログラムは作れないでしょう。
詐欺師の才能がある人なら、いいIT商売のモデルを考え出すことも出来るでしょう。