この疫病が、日本に入ってきてから、不思議なことがいくつかありますよね。
日本人の感染者が少なく、死亡する人も少ない。
感染者が少ないのは、PCR検査をしていないからだという人もいます。確かにそうでしょう。
でも、なんのために検査をするのかってことを考えると、陽性とか陰性とかわかっても、それは、あくまでその時のことで、検査の帰り道に陰性だった人が感染して後ほど陽性になる可能性もあるわけです。
それに、検査自体の信頼度にも疑問があるという説もあります。
もう一つは、陽性とわかった人たちをどうするのかって問題で、ドンドン検査をして陽性の人が見付かったときに、彼らを収容する病院はあるのかとか、彼らのためのホテルとか、特別な施設の準備は出来ているのかという問題もあります。
そして、陽性とわかった後、どうするのか。
咳がひどいとか熱がある人ばかりではなくて、無症状の人もいるそうで、そうした人たちは、家で自己隔離をしてもらうだけでしょう。
咳がひどい人には咳止め、熱がある人には解熱剤や抗生剤などの対処療法でしょうし、症状が重い人なら点滴とか、人工呼吸器とかになるのかな。
病気は、中国武漢から世界に広がった肺炎だけではないわけで、他の病気の人たちも十分な医療を受けられるように、医療崩壊はさせてはいけないわけで、この肺炎だけを特別扱いをするのは、ある意味差別でしょう。
まあ、内外からのいろいろな批判の声もあるので、日本も検査数を増やし、感染者もドンドン見付かっています。
それでも、まだ日本人の感染者も死者も少ないので、以前から言われてきたように、日本人は清潔好きだし、手洗いもマスクも以前からしている人が多いとか、土足で室内に入らないから、ウィルスも家に入ってこないとか、握手やハグやキスの習慣がなから、濃厚接触が少ないとも言われています。
若い世代には引きこもりが多いし、セックスレスの夫婦も多いという人もいます。
BCGの接種を受けているから説も根強いです。
今日、私が、ふと気が付いたのは、言語の違い説です。
世界には、怒鳴り合うような言葉と、静かに話す言葉があります。
日本語は、静かに話す言葉で、濁音や半濁音は少ない方だと思います。でから、話をしているときに、口からウィルスが飛び散ることが少ないのかもしれません。
タイ語とか、フィンランド語とかデンマーク語も、口の中にこもるような発音が多い印象です。
中国語系とかラテン語系の言葉は、怒鳴りあうイメージですね。
ウィルスが人から人へと伝染するときにも、いろいろな方法あるようですが、接触と飛沫が多いと言われています。
体液にもいろいろとあるから、排泄物なども、危険ではあると思います。
でも、やっぱり、気になるのは、他人との距離でしょうし、口から飛び出す唾液の霧でしょうね。
その意味で、社会的な距離とか、マスクとかは、重要だと思います。
京都大学ウイルス・再生医科学研究所ウイルス共進化分野の宮沢孝幸さんが、YouTubeに興味深い話をアップしています。
最初、ちょっと、なんの話をするのかなと思うのですが、聴いているうちに、納得することがたくさんあります。
要するに、ウィルスの感染には、感染に必要なウィルス量があるということで、ウィルスがあるからといって、その量が十分でなければ感染はしないということです。
最近、また話題になっている満員電車ですが、普通に考えれば、一人の感染者がいたら、もうかなりの集団感染が生まれるはずなのに、今までの所、満員電車からの集団感染の報告はないです。
個人的には、違法賭博だと思うし、朝鮮半島に日本からお金が流れていると思うから、パチンコには反対ですが、パチンコ屋も集団感染の話がないです。
宮沢先生の話では、大声で話したり怒鳴り合ったりしなければ、そんなに簡単には感染しないようです。
密閉、密集、密接の「三密」だけでなく、大声も加えるべきですね。
集団でなくても、怒鳴り合ったり、喧嘩したら危険でしょう。
性行為も、荒い呼吸は危険だし、正常位は後背位よりも危険でしょう。
宮沢先生の話では、とにかく、頻繁に手洗いをし、水がないところでは、ティッシュやタオルなどで拭く。
目や鼻や口を触る前には、手洗いや手を拭くことを忘れない。
他人と会うときには必ずマスクをする。
それで感染してしまったら、運がなかったと諦めるしかないとのことです。
世の中には、100%安全なことなんてほとんどないわけで、家から一歩出れば、交通事故に遭うかもしれないし、食べ物には、細菌やウィルスが含まれているかもしれません。
保存料や着色料や、わけのわからないものが入っている場合もあります。
空気中にはウィルスだけでなくPM2.5や花粉などもあるし、水だって、国によっては、かなり不純物が混ざっていることもあります。
知らないうちに人の恨みを買ったり、愛する女性や家族から、殺されるかもしれないです。
人生、諦めきれなくても、諦める覚悟だけは必要かもね。