2020年12月8日火曜日

12月8日は、真珠湾を奇襲した日

 12月8日といえば、ジョンレノンの命日と記憶していましたが、よく考えてみれば、日本が、日本時間1941年(昭和16年)12月8日未明、ハワイ時間12月7日)、日本海軍が、アメリカ合衆国のハワイ準州オアフ島真珠湾にあったアメリカ海軍の太平洋艦隊と基地を奇襲した日なんですよね。

この奇襲によって、日本は卑怯だと言われ続けることになるわけですが、実際には、奇襲の前に宣戦布告を米国政府に伝える手はずにはなっていたようで、いろいろな説があるようですが、外務省や在アメリカ大使館に非があったようです。

日本は、日本人によって、日本の名誉を傷つけられることがよくあるわけで、慰安婦問題でも、新聞社や政治家などによって、間違ったことが世界に拡散されてしまいました。

日本の新聞社やジャーナリストによって、日本の社会における性犯罪なども、かなり誤解されてしまっています。

wikiによれば、国際法において、戦争の当事者は一般的に国家であると考えられており、伝統的な慣習国際法の観点からは宣戦布告によって始まり、講和によって終結するものであると考えられる。

しかし、歴史上宣戦布告が行われず「実質戦争状態」に突入した事例が存在するため、現在ではこの形式は重要視されていない。

国際法も、いい加減なモノで、原爆投下や、大都市への無差別爆撃とか、赤十字船への潜水艦による攻撃とか、本来なら、とんでもなく国際法違反でも、勝てば官軍だったりもします。

開戦に至るまでの事情もいろいろと言われていて、敗戦国日本が、すべて悪いかのように言われることも多いのですが、当時の世界は、力のある国が、力のない国を植民地として搾取するのが当たり前の時代でしたから、米国もイギリスもフランスもドイツもやっていたことは、日本と変わらなかったわけです。

逆に日本は、大義名分だったかもしれませんが、大東亜共栄圏という構想で、アジアの植民地を解放しようとしていたこともありました。

まあ、満州国を作ったり、中国に攻め入ったりしたことは、大きな矛盾だとは思いますが。

ただ、日本としても、いつ、日本が植民地化されるかもしれないとか、ロシアが侵攻してくるかもしれないという不安もあったわけで、それに対しての防衛という意味はあったと思います。

日本の国民は優秀ですが、日本の政治家とか役人がだらしないときがあると思います。

戦争の時は、軍の司令部が、最低だったと思います。勝つためには何が必要かを理解していなかったとしか思えません。

ただただ攻めていけばいいとでも思っていたのでしょうか?

南の島々で戦った兵隊さんたちやインパールや中国の戦線で戦った兵隊さんたちは、食べるものもなく、砲弾も十分ではなく、敵だけでなく、飢えと風土病と闘って亡くなったわけで、司令部の責任は重いと思います。

現在でも同じですが、日本人の生命と財産を守らない政治家や役人は売国奴でしょうね。

悲惨な戦争を望む人はほとんどいないと思いますが、やむを得ず行う防衛のための戦争もあるでしょうし、戦争をしないための軍備や外交術もあるわけです。

日本は、戦争に負けたことで、人命も財産も名誉も失ったわけで、こうした日には、過去の反省も必要だと思います。