花嫁が逃げ出す話としては、映画「卒業」が有名ですよね。
逃げ出す側と逃げられた側とでは、全く別のお話だと思うのですが、あの映画の影響は、その後のいろいろなドラマなどにも影響を与えているし、現実にも同じような話は起きてきているのでしょうね。
タイの場合には、結婚式はかなり派手にする人も多く、結婚に関する行事もあるので、それなりに費用もかかるし、友人知人、親戚縁者への連絡など、手間暇かかるわけです。
それを突然キャンセルされたら、困惑するだろうし、怒り爆発する人たちもいるわけです。
タイの場合には、結婚披露宴の費用とか新婦への貴金属や現金などを用意している場合もあります。
最近は、二人の記念写真や記念ビデオなどにもお金をかける傾向があるそうです。
逃げるのは理由があるわけですが、タイの場合には、昔から重婚というのがかなりあります。
私がタイに来たばかりのころから、テレビドラマや日常会話の中に、お妾さんにあたるタイ語がかなり頻繁に登場してきています。
タイ人の中には、結婚届を出さない人もかなりいるし、結婚後、お妾さんを持つ人もいて、中には正妻とお妾さんが同居していることもあるそうです。
田舎の方では、10代のころ籍を入れない結婚も多いそうで、子供ができたら別れ、子供は親や祖父母に子供を預けて、また次の人と結婚とかかなりあるそうです。
タイ人の女性の中には、出産経験があっても、ものすごく体形が細くて、まさか子供がいるとは信じられない女性も少なくありません。
だから、日本人だけでなく、タイ人でさえも、まさか子供がいるとは思わないで結婚をする人もいるそうです。
たとえ結婚前に女性の裸を見る機会があったとしても、妊娠線とか乳首の色や大きさなどから子供がいると理解できる男性ばかりでもないわけです。
男性にお妾さんがいるように、女性でも、複数の男性とお付き合いをしている人もいるわけで、結婚話が出てきたことで、それまでの安定が壊れてしまうと、困っちゃう人もいるのでしょうね。
おなかの中に別の男性の子供がいたり、妊娠しているといっていたのに、実は、妊娠は嘘だったり。
男と女の間には、いろいろな問題が起きてきたりもしますし、キツネとタヌキの化かしあいというか、真実を隠す場合もあるわけです。
国際的な結婚詐欺なんかも有名で、 欧米の航空会社のキャプテンだとか、医者だとか、軍人だとか、IT企業のCEOだとか、まあ、いろいろな肩書で、女性を騙すナイジェリアなどの組織もあるそうです。
もちろん、昔ながらの夜の世界で知り合った美女などに騙されて、高級車などをプレゼントする助平社長さんも有名ですけど、一番悪質なのは、ハニートラップに引っかかって、国の秘密を外国に流している政治家や役人でしょうね。