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2021年9月12日日曜日

大使館からのメール テロ注意

 当国において、礼拝場等の人が多く集まる場所への自爆攻撃が発生する可能性が高まっているとの情報があります。


在留邦人の皆様におかれましては、引き続き、テロに対する警戒を強化し、以下の対応に努めてください。

(1)最新の関連情報の入手に努める。

(2)現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。

(3)やむを得ず、テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。

(※)日本を含む欧米等関連施設、レストラン、ホテル、公共交通機関、市場、観光施設等不特定多数が集まる場所、軍、警察、治安関係施設をはじめとする政府施設や、モスク、教会、寺院等の宗教関係施設等

 

(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2019年4月24日水曜日

信仰無罪??

スリランカの連続自爆テロですが、一応「イスラム国」が犯行声明を出したようです。犯人たちは、海外で軍事訓練を受けていたようです。

自分が信じる宗教のために命を捨てる行為を殉教というわけですが、自爆テロのような行為は、殉教ではないですね。どんな宗教でも殺傷を禁じているはずです。

中国には、「愛国無罪」という便利な言葉があって、国を愛するのであれば、何をしても無罪だととんでもない解釈が出来る言葉で、これを他の国でもアレンジして使っているわけです。

「反日無罪」なんてのもあって、反日の行動なら何をやっても許されると信じるおバカさんもいて、困るわけです。

日本にある文化遺産を盗んだり放火したり日本人を痛めつけたりしても、反日のための行為であるから、罪に問われないという主張なわけです。

今回の自爆テロなんか、さしずめ、「信仰無罪」で信仰のため、異教徒や迫害する人びとには何をしてもかまわないというだけでなく、死をもって敵を倒すのは殉教だという思想です。

戦争なら敵を倒せば英雄ですから、宗教戦争でも、敵の宗教指導者を倒すのは英雄かも知れませんが、一般人を殺すのは、戦争でも宗教戦争でも、英雄でもなんでもない、凶悪な犯罪者です。

世の中には、詭弁とか、悪い意味でのレトリックを使う人たちがいるわけで、気をつけないと騙されます。

タイでは、「軍政を批判するなら、正義」という人たちがいます。

軍政が、いいか悪いかなら、私は、悪いと思いますが、でも、軍政に反対しているかといって正義でもないと思います。軍政に反対するタクシンなどの悪もいるわけです。

選挙で勝ったから何をしても許されるとか、軍政に反対しているのだから正しいとかは、「民主無罪」であり、「反軍無罪」だと思います。

選挙で勝っても、軍政に反対したとしても、腐敗政治や独裁政治はあるわけですし、そこをしっかり見極めないと、騙されてしまいます。

タクシン政権では麻薬戦争の名目で、裁判にもかけず、2000人以上が殺されたわけで、そんなの民主主義であるわけないです。

選挙で勝った政権を守るためなら、バンコクを燃やしてもかまわないとか、ロケット弾を打ち込んでも許されるとか、国際会議をメチャメチャにするとか、テロリストと同じです。

日本にも暴力革命を正当化している人たちはいるようですね。一般の人びとを巻き込んだら、オウムのサリン事件と同じですね

例えば、新未来党の党首も書記長も、軍が、選管をコントロールしているとか、自分たちを潰そうとしているという主張をしていますが、それはそれで、しっかり検証して、戦うべきだと思いますが、嘘はいけません。

それに、何かと言えば、すぐに欧米に助けを求めるのも、教師にすぐに言いつける勉強の出来る小学生みたいで、好きにはなれません。



2019年4月23日火曜日

スリランカの連続爆発テロ

4月21日日曜日の午前、スリランカ各地の教会やホテルで自爆テロとみられる爆発事件が連続して発生し、200人以上が死亡しました。

スリランカには行ったことはないけど、イメージとしては、敬虔な仏教徒が多く、以前は、ヒンズー教徒との間に内戦もあったことくらいしか知識はありませんでした。

タイの仏教とスリランカの仏教との繋がりは深くて、仏教関係での行事や親交は、よく行われているようです。現存するタイの仏教資料の多くはスリランカから贈られたものだそうです。

今回の連続爆破テロで、日本人も犠牲になってしまったわけですが、今のところ、イスラム過激派による自爆テロではないかといわれています。

犠牲者のご冥福を祈るばかりです。

テロの恐ろしさは、直接の関係者以外にも犠牲になる人が出ることで、同じ自爆でも、日本の神風のようなあくまでも狙いは敵の軍人というのとは、全く違い卑劣だと思います。

真珠湾の奇襲攻撃も卑劣だって言われますが、あれも民間人を狙ってはいませんので、アメリカによる東京大空襲とか広島や長崎に対しての原爆投下などの無差別的な民間人大量虐殺とは違います。

日本は負けたから、勝った側の言いたい放題ですが、日本の軍隊の倫理観は高く、言われているような非道な行為は、そんなに多くはなかったと信じています。

あの勝った側が負けた側を一方的に裁いた東京裁判でさえも、思いのほか、軍人たちの倫理観や道徳観が高くて、もっと悪事をしていたはずだと、証拠探しも大変だったそうです。

中国兵たちの便衣戦法などが有名です。白豪主義の国なんかも、有色人種に対する考え方は、推して知るべしです。

戦勝国側の言った者勝ち的な憶測だけで根拠のない日本批判には、腹が立ちます。

非道というのであれば、一神教を信じる人びとの方が、ずっと非道だと思います。自分たちの信じる宗教以外は、邪道扱いですからね。

仏教は、異教徒に対して、寛容だと言われていますが、スリランカでは、仏教徒が、イスラム教徒を迫害していたようです。

イスラム過激派は、自爆テロで救われると信じていますから、死を恐れません。

日本も移民政策で、いろいろな人たちが入ってきていますが、国籍が違うだけでなく、宗教も違うし、考え方や生活習慣も違いますから、しっかり法整備し、みんなで考えていかないと、本当に明るい未来にならない気もします。


2019年3月17日日曜日

ニュージーランドのテロ事件は宗教戦争

結局、ニュージーランドで起きた二つのモスクでのテロ事件は、インターネットでライブ中継をしたオーストラリア出身の単独犯である可能性が高くなったそうです。

もしもそうなら、あの映像にあったモスクでのテロのあと、車を運転して、あの映像が切れたあと、また別のモスクに行ってテロを行ったんでしょうね。

1人で、あれだけのことを計画し、実行したということは、ある意味すごいと思います。

移民の問題や宗教の問題が背景にはあると思われますが、私は、ある種の宗教戦争であり、彼は、殉教者だと自分では信じていたのではないかと思いますね。

キリスト教徒である彼は、キリスト教徒に対してテロを仕掛けてきて、罪もない彼と同じ白人を無残にも殺してきたことに対する怒りが、イスラム教徒に対する復讐心を育んでいったんだと思います。

最初から、彼の70ページを超える声明文の中にあったスウェーデン人の11歳の少女Ebba Akerlundの復讐というのは、たぶん、本当なんでしょう。

犯人は、アングロサクソンのようですが、ヨーロッパの人たちに対するイスラム過激派による数々のテロに対して、復讐心を燃やしていったのでしょう。

あの映像を見た人の多くが驚いただろう、犯人の冷静さと冷酷なトドメは、自分がやっていることを正義だと信じているから出来たことのように思えます。

自分たちの信じる宗教のために、死を恐れず敵を倒すというのは、イスラム過激派の自爆テロなどにも共通しますよね。

あの犯人が使った自動小銃に白い塗料で書き込まれた、文字列がなんなのかはわかりませんが、たぶん、イスラム教徒への怒りとか呪いの言葉ではなかったかと想像します。

でも、こういった復讐は、また新たな復讐を産むわけで、どこかで止めなければなりません。

宗教戦争って怖いですよね。