2021年2月24日水曜日

大使館からのメール 防疫措置の緩和

 ・2月23日、バンコク都は、政府対策本部が定める防疫措置に関する地域区分指定が「最高度管理地域」から「管理地域」へ変更されたことを受け、防疫措置の緩和に関するバンコク都告示第20号を発表しました。

・この結果、レストラン等での飲酒、バー、パブ、カラオケ等の午後11時までの営業が23日より可能になりました。

・今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。


●未だ使用を認めない施設・活動(告示第1項)

・闘鶏場、闘牛場、闘魚場


●別表で定める防疫措置を厳格に適用しつつ、使用可能とする主な施設・活動および各種条件(告示第2項)

・飲食店、コンビニエンスストア、屋台、フードセンター等。座席数の制限等の防疫措置を講じた上で通常通り営業が可能。ただし、23時00分以降は、持ち帰り形態のみ可能。

・百貨店、ショッピングセンター等。

・商品展示場、会議場、展示場(入場者は300名以下)。

・小売店、市場、水上市場、定期市、美容室・理髪店、託児所、高齢者施設、育児施設、就学前児童施設、美容クリニック、ネイルショップ、ゴルフ場、ゴルフ練習場、競技場、公園、運動場、ペット用美容店、屋内運動施設、屋内外のプール、博物館、美術館、映画館、劇場、動物園、ボードゲーム場、インターネット店、格闘技ジム、各種競技施設、宴会場(入場者は300名以下)、フィットネス、スパ、マッサージ、ボーリング場、スケート場、ダンス場、遊園地、遊技場、ムエタイ競技場、競馬場、学校、補習校、各種教育施設等。

・娯楽施設、パブ、バー、カラオケ、入浴施設、個室付き浴場は、23時00分まで営業可能。


●行事ないし催事の実施に際しての留意事項(告示第3項)

・会議、セミナー、宴会といった大人数の人が集まり感染が広がりやすい活動は、300名以下で実施し、事前に区役所に計画書を提出しなければならない。また、出入域時にアプリケーション(タイチャナないしモーチャナ)を使用しなければならない。


●本件告示内容は、2月23日から適用する。


在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続きマスク着用・手洗い・うがい等の励行に努め、感染予防に努めてください。

なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。


○外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

○在タイ日本国大使館ホームページ

https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)

https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php

○厚生労働省ホームページ 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

○厚生労働省(日本における水際対策の抜本的強化に関するQ&A)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

○厚生労働省(新型コロナウイルスに関するQ&A) 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

○厚生労働省(感染症対策の基本) 

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

○経済産業省(PCR検査が受診可能なトラベルクリニック等のリスト紹介)

https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200703002/20200703002.html


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年2月23日火曜日

大使館からのメール

 ●3月1日(月)から、当館領事窓口の運用を通常時間(8時30分~12時、13時30分~16時)に戻すことといたしました。

●旅券、証明等の申請から交付までの所要日数が変更となりますので、ご注意ください。また、警察証明、戸籍・国籍関係の届出・相談については、引き続き事前予約制となります。


タイにおける新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、1月11日から窓口時間を変更しておりましたが、2月の頭をピークに徐々に新規感染者数が減少し、バンコク都を含む各地域における新型コロナウイルス感染予防対策のゾーニングが見直されたことから、当館領事窓口の運用を、3月1日(月)から通常時間(8時30分~12時、13時30分~16時)に戻すことといたしました。

  他方、領事待合室内の混雑を避けるため、申請・交付の取扱いについては、以下のとおりといたしますところ、皆様の御理解・御協力をお願いします。


1 受付時間

8時30分から12時00分、13時30分から16時00分まで


2 申請・交付までの所要日数

●証明

原則として3開館日で交付(例:月曜日申請→水曜日交付)。


●旅券

申請日を1日目と計算し、4開館日目で交付(例:月曜日申請→木曜日交付)。


●警察証明の申請、戸籍・国籍関係の届出・相談(事前予約制)

  警察証明の申請、戸籍・国籍関係の届出・相談につきましては、以下の領事部直通電話に御連絡の上、予約をお願いいたします。

  【領事部直通:02-207-8501 / 02-696-3001】

  【受付時間:08:30-12:00、13:30-16:00(休館日を除く)】


3 御協力のお願い

窓口の混雑が予想されますので、来館される皆様におかれましては、引き続き、以下の諸点に御協力くださるようお願いいたします。

(1)待合室内の過密化を防ぐため、障がいのある方、高齢者及びお子様に同伴する場合等を除き、各種申請やパスポート受取等には、原則お一人で御来館いただきますよう御協力をお願いいたします。

(2)感染者との接触が疑われる方、また感染者が利用した施設を同時間に訪れた可能性がある方は、御来館を見合わせてくださいますようお願いいたします。

(3)体調がすぐれない方、特に発熱、喉の痛み、咳、鼻水などの症状のある方は、回復を待って御来館ください。なお、領事等入口のセキュリティ通過時に、サーモグラフィによる検温を行っており、37.5度以上の発熱がある場合は、入構をお断りする場合があります。

(4)可能な限り、ペン(黒または青)をお持ちください。

(5)可能な限り、事前に申請書類を当館ホームページから印刷し、必要事項を御記入いただいた上でお持ちください。

(6)領事待合室の入退出時には、手指のアルコール消毒を励行してください(領事待合室入口にアルコール消毒液を設置しております)。

(7)領事待合室は毎日定期的に清掃・消毒を行っていますが、室内では手指で口、鼻、眼等を触らないようにしてください。

(8)マスクは必ず着用してください。


 なお、当館の全職員は出勤時に手指消毒、検温、健康状況の確認を行っています。また、窓口に立つ職員につきましては、業務中、マスク、グローブ、状況によってフェイスシールドの着用を指導しておりますところ、皆様の御理解・御協力をお願いいたします。


(問い合わせ先)

 ○在タイ日本国大使館領事部

  電話:(66-2)207-8501、696-3001

  FAX:(66-2)207-8511

  所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年2月4日木曜日

大使館からのメール

 ・本日2月4日(木)20時頃から、首都バンコクのBTSスラサック駅近くのミャンマー大使館前において、タマサート大学学生グループによる政治集会が実施される予定です。

・集会場所及びその周辺では、治安機関と集会参加者等による衝突に発展するおそれもあります。

・今後不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺への不要不急や興味本位での立ち寄りを控え、ご自身の身の安全を確保してください。なお、万一邦人の被害情報等に接した際は当館に御一報ください。


インターネット上の情報によれば、ミャンマーでのスー・チー氏拘束等一連の動きを受けて、以下の日時・場所において、タマサート大学学生グループが集会を呼びかけています。

                          

日時:2月4日(木)20時頃から

場所:バンコクのサトーン通りBTSスラサック(Surasak)駅近くのミャンマー大使館前

 

つきましては、在留邦人及び滞在者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。

 

(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年2月3日水曜日

浜松とミャンマー

ミャンマーで2月1日に起きた軍事クーデターで、ミャンマーについて興味を持った人もいることでしょう。

アジアでは、インドやマレー半島、そしてミャンマーがイギリスの植民地で、ラオス・カンボジア・ベトナムがフランスの植民地、インドネシアがオランダの植民地で、フィリピンがアメリカの植民地だった時代がありました。

一般的に元イギリスの植民地やイギリスの影響を強く受けていた国は、日本を含めて車は左側通行で、右ハンドルです。

インドもシンガポールも香港もタイも左側通行なんですが、ミャンマーだけは、戦後、右側通行に変わっています。

戦前の日本は、本音と建て前の部分はあったかもしれませんが、アジアからイギリスやフランスなどを追い払い、アジアの独立を夢見ていたわけです。

植民地政策によってアジアは欧米に搾取されていましたら、植民地各国からも日本への賛同者は出ました。

ミャンマーの独立の父といわれているアウンサン将軍もそんな一人でした。

そして、ビルマをイギリスから独立させ、ビルマから雲南を通って中国の国民軍へ物資を運ぶ援蒋ルートを遮断しようと日本が考えたそうです。

そのために南機関と言われる秘密機関が発足し、その機関長が鈴木敬司大佐だったわけです。

鈴木敬司機関長は、最終的には少将の階級だったそうですが、一般的には鈴木大佐といわれていて、出身は、静岡県浜松市で、現在の南区恩地町だそうです。


スーチー女史が、京都大学に留学中に1986年には、父親の伝記を書くために鈴木大佐のお墓にお参りをしたそうです。

浜松一中(静岡県立浜松北高等学校)から陸軍士官学校を卒業しているそうです。

そして南機関を作り、そこでビルマ独立のために戦う30人の志士たちを集め、日本や海南島で猛訓練をしたそうです。

その最初の二人として、アウンサンとラミャインを選んで日本に連れて行ったそうで、その時に、鈴木大佐の奥さんの実家や浜名湖近くの旅館にかくまっていたそうです。

結局、日本はイギリスをビルマやマレー半島から追い払ったわけですが、その後のインパール作戦などでの劣勢から、敗戦の可能性が高まり、アウンサンは、日本を裏切ってイギリス側に寝返ったそうです。

日本の敗戦後、アウンサン将軍は、独立の日を見ることなく暗殺されています。

戦争ですから、いろいろな見方があって、鈴木大佐にもアウンサン将軍にも毀誉褒貶はあるわけで、どんな歴史上の人物でも、評価は、難しいですね。

日本の敗戦後鈴木大佐はビルマに送られて裁判にかけられたそうですが、アウンサン将軍が、イギリスに掛け合って、釈放してもらうことに成功したそうですし、ビルマ独立に尽力したことが認められ、その後、ビルマ政府から勲章を贈られたそうです。

日本も理想だけではなく、日本の国益もあったでしょうし、士官たちのエゴとかもあったでしょうし、敵の銃弾で亡くなられた兵隊さんたちよりも、空腹や風土病で亡くなられた人たちのことを思うと胸が痛みます。

いつの世の中にも部下を裏切る上官もいるし、上官に背く部下もいるわけです。

とにかく、みんな理想と現実の狭間で、時には裏切ったりもするわけです。

アウンサンスーチー女史に関しても、いろいろな意見があります。


イギリスは、今でもビルマと呼び続けているそうです。

とにかく、戦争でも革命でも右でも左でも、暴力や流血の暴動はやめて欲しいです。



2021年2月1日月曜日

これを読めばかなり詳しくなるミャンマーの話

今日2021年2月1日の大きなニュースとして、ミャンマーで軍事クーデターが起き、ミャンマー国軍が全権を掌握し、アウンサンスーチー女史やWin Myint大統領などの身柄を拘束したとのことです。

ビルマと呼ばれていた時期もあって、ミャンマーと国名が変わったときにはなにかしっくりしませんでしたが、最近は、ミャンマーになれていました。

私は、1974年から1988年までのビルマ連邦社会主義共和国と呼ばれていた時代に2回行ったことがありました。

当時は
ヤンゴンではなくRangoon ラングーン
バガンではなくPagan パガン
ラカイン州ではなく アラカン
ピンウールィンではなく メイミョー
モーラミャインではなく モールメイン
バゴーではなく ペグー
エーヤワディー川ではなく Irrawaddy River イラワジ川
タンルウィン川ではなく Salween River サルウィン川


当時のビルマは社会主義ですし当時のソ連との関係もあったようで、ものすごく田舎でしたし、何か不気味な国でした。

外貨の持ち込みや持ち出しが厳しく制限されていて、最悪の場合には逮捕されるとかビルマにいったことがある人から脅されました。

当時はバンコクにあるビルマ大使館でビルマの入国ビザを申請しましたが、申請時には、戦争中に家族の誰かがビルマに滞在したことがあるかどうかの質問事項がありました。

インパール作戦でも有名ですが、旧帝国日本軍はタイからビルマへ進軍して、日本が英国を追い出してビルマを占領していた時代がありました。

ビルマは、昔から地下資源も豊富でしたし、大東亜共栄圏の重要な国のひとつで、日本は、現地の若手の軍人を訓練するなどしていました。

その重要な役目を負ったひとつが、南機関という組織で、そこに有名な「ビルマ建国の父」として死後も敬愛されている「アウン・サン将軍」がいたわけです。

そのアウン・サン将軍の娘さんが、有名なアウンサンスーチー女史なわけです。

とにかく英雄の娘さんですし、海外留学経験も豊富ですし、早くから注目されてきた女性で、いろいろな国や大学から名誉市民とか名誉学位とかをもらってきていますし、なんといってもノーベル平和賞が有名ですね。

でも、最近のロヒンギャ問題から、ノーベル平和賞を取り消せといった声があがったり、実際に名誉市民が取り消されたりしているそうです。

ミャンマーの民主化のシンボルといわれていますが、彼女を知る人の印象としては、とにかく頑固なんだそうです。

彼女自身は仏教徒であるらしいし、欧米での生活も経験しているわけですから、キリスト教的な考え方は理解していると思うのですが、イスラム教に関してはどうなんでしょうね。

それとこのところ経済発展をしているミャンマーは、昔から軍と中国との関係も密接でしたが、欧米が人権問題でいろいろな経済制裁を行っている中、民主派政権としても、中国との関係を深める必要があり、そのへんで、軍との間に利権争いが起きているといった見方をする人もいるようです。

ミャンマーには、地下資源だけでなく、麻薬もあるわけで、そういった利権も裏にはあるのではないかと思ったりもします。

2007年9月27日に僧侶たちのデモを取材していた日本人の長井健司さんが撃たれたニュースは衝撃的でした。

今回の軍事クーデターでも、世界中からジャーナリストたちがミャンマーに取材に行くのでしょうけど、悲劇が起こらないことを祈るばかりです。

これから欧米は軍事政権に対していろいろな圧力を変えることが予想されます。

テレビに出ていたカセサート大学の専門家によるとミャンマーの軍部は、以前から中国との関係はいいものではないそうで、中国の影響力が強まることはないのではないかとのことでしたが、どうなんでしょうね。

彼女の話のイメージでは、軍はやはり民族派というか、海外からの影響力をあまり受けないミャンマー独自の路線を守るような感じを受けました。

中国包囲網としての米国・インド・オーストラリア・日本とイギリスがどう出るのかにも注目です。


大使館からのメール

 ・本日2月1日(月)15時半頃から、首都バンコクのBTSスラサック駅近くのミャンマー大使館前において、タイの民主派グループ等による政治集会が実施される予定です。

・政治集会が行われている現場周辺には、できる限り近づかないようにするなど、ご自身の身の安全を確保してください。


インターネット上の情報によれば、今朝のミャンマーでのスー・チー氏等拘束を受けて、以下の日時・場所において、タイの民主派グループ等が集会を呼びかけています。

                          

日時:2月1日(月)15時半頃から

場所:バンコクのサトーン通りBTSスラサック(Surasak)駅近くのミャンマー大使館前

 

つきましては、在留邦人及び滞在者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年1月31日日曜日

大使館からのメール

 ・1月30日、バンコク都は、政府対策本部による防疫措置の緩和(「非常事態令第9条に基づく決定事項(第18号)」及び「CCSA指令第2号(第 2/2564号)」)に則し、都内での措置に係るバンコク都告示第18号を発出しました。

・主要部分の日本語仮訳は以下のとおりです。

・今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。


【未だ使用を認めない施設・活動(告示第1項)】

・(都内全域が対象)サービス施設・類似施設、パブ、バー、カラオケ、入浴施設、個室付浴場、闘鶏場、闘牛場、闘魚場

・(バンクンティアン区、バンケー区、バンパラット区、ジョムトン区、タナブリ区のみ対象)託児所、育児施設



【防疫措置を厳格に適用しつつ、使用可能とする主な施設・活動および各種条件(告示第2項)】

・飲食店、コンビニエンスストア、屋台、フードセンター等。但し、アルコール飲料の店内での消費は認めない。座席の隔離等を行う。23時以降は、食事のテイクアウトのみ認める。

・百貨店、ショッピングモール等。但し、大人数が参加する行事は不可。

・商品展示場等。但し、床面積1平方メートル当たり、入場者数が1名を超えないようにする。

・美容増進施設。但し、入場者数を制限する。

・市場、水上市場、定期市、託児所、高齢者施設、育児施設、就学前児童施設、ゴルフ場、ゴルフ練習場、運動場、公園、ペット用美容店、屋内運動施設、屋内外のプール、博物館、美術館、映画館、劇場、動物園、ボードゲーム場、インターネット店、ムエタイ・ジム、各種競技施設(観客を伴わない)、フィットネス、スパ、マッサージ、ボーリング場、スケート場、ダンス場、遊技場、学校、補習校、各種教育施設等。



【行事ないし催事の実施に際しての留意事項(告示第3項)】

・会議、セミナー、宴会といった大人数の人が集まり感染が広がりやすい活動は、100名未満で実施する。

・出入域時にアプリケーション(タイチャナないしモーチャナ)を使用せしめる。

・各種防疫措置を厳格に適用する。



○これまで発出されたバンコク都告示第15号、第16号および第17号の内容と重複する場合は、今次告示(第18号)の内容を優先する。



○本件告示内容は、2月1日から適用する。


在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続き感染予防に努めてください。

なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。


○外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

○在タイ日本国大使館ホームページ

https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)

https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php

○厚生労働省ホームページ 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

○厚生労働省(日本における水際対策の抜本的強化に関するQ&A)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

○厚生労働省(新型コロナウイルスに関するQ&A) 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

○厚生労働省(感染症対策の基本) 

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

○経済産業省(PCR検査が受診可能なトラベルクリニック等のリスト紹介)

https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200703002/20200703002.html


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年1月30日土曜日

大使館からのメール

 ・1月29日、タイ政府は、各県を感染状況に応じて5つのゾーンに再分類し、それぞれの地域ごとに適当な防疫措置を定める旨の「非常事態令第9条に基づく決定事項(第18号)」及び「CCSA指令第2号(第 2/2564号)」を発表しました。

・主要部分の日本語仮訳は以下のとおりです。

・なお、最高度厳格管理地域(濃赤ゾーン)、最高度管理地域(赤ゾーン)の対象地域は政府決定にて、管理地域(橙ゾーン)、高度監視地域(黄ゾーン)、監視地域(緑ゾーン)はCCSA指令にて対象地域が指定されています。

・今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。


【「仏暦2548年非常事態における統治に関する勅令」(非常事態令)

非常事態令第9条に基づく決定事項(第18号)】



 昨年3月26日付のタイ王国全土を対象とした非常事態宣言の発令、及び9度目となる本年2月28日までの同宣言の適用期間の延長に関し、非常事態令第9条及び仏暦2534年国家行政規則法第11条に基づき、首相は一般的な決定事項、及び全ての当局職員の行動規則として、次のとおり発令する。



 第1項 地域の決定

(1)最高度厳格管理地域

 サムットサコン県を、仏暦2564年1月6日付決定事項(第17号)第2項の規定(当館注:出入域時のアプリケーション「モー・チャナ」の利用、出域時の身分証・当局発行書類の提示)に従い厳格な措置を適用する、最高度厳格管理地域とする。

 (2)最高度管理地域

バンコク都、ノンタブリ県、パトゥムタニ県、サムットプラカン県を、仏暦2564年1月3日付決定事項(第16号)で定めた最高度管理地域における措置を適用する、最高度管理地域とする。

 (3)管理地域、高度監視地域、監視地域

公衆衛生救急オペレーションセンター(EOC)が、COVID-19問題解決センター(CCSA)、内務省とともに、検討・評価・分類を行い、首相への提案を行う。



 第2項 学校・教育機関の施設の使用

最高度厳格管理地域を除き、すべての学校・教育機関は、当局の定めた方針に沿った形式で、授業、試験、研修、各種活動のために施設を利用することができる。



 第3項 最高度厳格管理地域における措置

(1)県知事に対し、県対策本部の同意の下、必要に応じて、同地域内にある施設を一時的に閉鎖、もしくは感染リスクがある活動を一時的に禁止するよう命令せしめる。

 対象となる施設・活動は、少なくとも以下のものが含まれる。

 サービス施設・類似施設、パブ、バー、カラオケ、入浴施設、個室付浴場、健康増進施設、マッサージ施設、ボードゲーム場、ゲーム・インターネット店、ムエタイ場、屋内運動施設、ジム、フィットネス、子どもの遊技場、遊園地、公共交通機関の駅・停留所。

 (2)仏暦2564年1月3日付決定事項(第16号)第2項の例外規定の特徴を有する活動を除き、会議、セミナー、宴会といった大人数の人が集まり感染が広がりやすい活動を禁止する。

 (3)以下の場所、活動、事業は、一定の条件の下での営業を認める。

 ア 飲食物の販売は、当局の定めた感染防止措置の下で店内飲食を認め、21時00分までの営業を認める。酒類の店内消費は禁ずる。

 イ ショッピングセンター、コミュニティーモール、展示場、会議場は、21時00分までの営業を認める。スーパーマーケット、小売店、個人商店、及び類似の施設は、同地域における通常の営業時間で営業することができる。

 ウ 市場は、当局が定めた感染防止措置の下で営業を認める。

 エ 子どもセンター、宿泊を伴う高齢者介護施設、及び類似施設は、営業することができる。

 オ 工場は、規定の感染防止措置の下、営業することができる。



 第4項 最高度管理地域における措置

(1)施設の閉鎖、活動の禁止、越境移動の審査、民間事業者の勤務体制についての協力要請において、仏暦2564年1月3日付決定事項(第16号)で定めた措置を実施せしめる。

 (2)施設の営業、活動の実施にあたり、仏暦2564年1月3日付決定事項(第16号)第4項に基づく実施条件を継続する。ただし、飲食物の販売は、当局の定めた感染防止措置の下、23時00分まで店内飲食を認め、それ以降は持ち帰りのみとする。

 (3)競技場、運動場、練習場は、当局が定めた感染防止措置の下、観客を伴わない形で競技を実施することにより、営業することができる。



 第5項 管理地域における措置

 当局が定めた条件・感染防止策の下、以下の通り施設の営業、活動の実施を認める。

 (1)サービス施設、パブ、バー、カラオケは、同地域の営業時間の範囲内、ただし23時00分までを上限に営業を行うことができる。

 (2)飲食物の販売は、通常どおり、ただし23時00分を上限に販売できる。

 (3)レストラン等での酒類の販売は、23時00分を上限に販売できる。



 第6項 高度監視地域

 当局が定めた条件・感染防止策の下、以下の通り施設の営業、活動の実施を認める。

 (1)サービス施設、パブ、バー、カラオケは、同地域の営業時間の範囲内、ただし24時00分までを上限に営業を行うことができる。

 (2)飲食物の販売は、通常どおり、ただし24時00分を上限に販売できる。

 (3)レストラン等での酒類の販売は、24時00分を上限に販売できる。



 第7項 監視地域

 当局が定めた条件・感染防止策等を実施する準備が整い次第、施設の営業及び活動の実施を認める。



 第8項 当局職員に賭博場や違法行為が行われている場所を厳格に捜査せしめる。



 第9項 バンコク都知事及び各県知事は、外国人労働者の移動及び輸送に関し、各地の状況に応じて、厳格な感染防止措置の下、通勤のための越境移動を認めることを検討することができる。



 第10項 バンコク都知事及び各県知事は、各地の実情に合わせた措置を取るため、CCSAオペレーションセンターに調査・検討を依頼し、首相に対して区・郡単位での措置の検討を提案することができる。



 第11項 (感染防止措置の実施に関する県知事・当局職員の権限)



 以上の内容は、仏暦2564年2月1日から変更の指令が あるまで適用される。



仏暦2564年(西暦2021年)1月29日

プラユット・チャンオーチャー 陸軍大将 首相


「非常事態令第9条に基づく決定事項(第18号)」原文(タイ語)

http://www.ratchakitcha.soc.go.th/DATA/PDF/2564/E/022/T_0043.PDF



【COVID-19問題解決センター(CCSA)指令(第 2/2564号)】

(非常事態令第9条により管理地域、高度監視地域、監視地域と定める地域)

 仏暦2563年3月26日付のタイ王国全土を対象とした非常事態宣言の発令、および9度目となる本年2月28日までの同宣言の適用期間の延長に関し、非常事態令第9条および首相指令第4/2563号第4項(2)に基づき、別表に定められる管理地域、高度監視地域、及び監視地域において、政府決定事項が行われるよう、首相は当局職員に指示する。

  

 以上の内容は、仏暦2564年2月1日から変更の指令が あるまで適用される。



仏暦2564年(西暦2021年)1月29日

プラユット・チャンオーチャー 陸軍大将 首相



(別表)

・管理地域

1. カンチャナブリ県

2. チャンタブリ県

3. チャチュンサオ県

4. チョンブリ県

5. トラート県

6. ターク県

7. ナコンナヨック県

8. ナコンパトム県

9. プラチンブリ県

10. ペッブリ県

11. ラヨーン県

12. ラーチャブリ県

13. ロッブリ県

14. サムットソンクラーム県

15. サゲーオ県

16. サラブリ県

17. シンブリ県

18. スパンブリ県

19. アユタヤ県

20. アントーン県


計20県


・高度監視地域

1. ガンペンペット県

2. チャイナート県

3. チャイヤプーム県

4. チュムポーン県

5. ナコンラーチャシーマー県

6. ナコンサワン県

7. ナラティワート県

8. ブリラム県

9. プラチュアップキリカン県

10. パンガー県

11. ペッチャブーン県

12. ヤラー県

13. ラノーン県

14. ソンクラ―県

15. スコータイ県

16. スラタニ県

17. ウタイタニ県

計17県


・監視地域

1. クラビ県

2. ガラシン県

3. コーンケーン県

4. チェンラーイ県

5. チェンマイ県

6. トラン県

7. ナコンパノム県

8. ナコンシータマラート県

9. ナーン県

10. ブンカン県

11. パッタニー県

12. パヤオ県

13. パッタルン県

14. ピチット県

15. ピサヌローク県

16. プレー県

17. プーケット県

18. マハサラカム県

19. ムクダハーン県

20. メーホンソーン県

21. ヤソートーン県

22. ロイエット県

23. ランパーン県

24. ランプーン県

25. ルーイ県

26. シーサケート県

27. サコンナコーン県

28. サトゥン県

29. スリン県

30. ノンカーイ県

31. ノーンブアラムプー県

32. アムナートチャルーン県

33. ウドンタニ県

34. ウッタラディット県

35. ウボンラーチャターニー県

計35県


・CCSA指令(第 2/2564号)原文(タイ語)

http://www.ratchakitcha.soc.go.th/DATA/PDF/2564/E/022/T_0049.PDF 



在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続き感染予防に努めてください。

なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。


○外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

○在タイ日本国大使館ホームページ

https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)

https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php

○厚生労働省ホームページ 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

○厚生労働省(日本における水際対策の抜本的強化に関するQ&A)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

○厚生労働省(新型コロナウイルスに関するQ&A) 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

○厚生労働省(感染症対策の基本) 

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

○経済産業省(PCR検査が受診可能なトラベルクリニック等のリスト紹介)

https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200703002/20200703002.html


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


2021年1月28日木曜日

マスクの話

 一般的にマスクは、「家庭用マスク」「医療用マスク」「産業用マスク」の3種類にわけられているそうですが、我々が使うのは家庭用が多いです。

家庭用にはガーゼとか布製のマスクや不織布やウレタンのモノがありますが、最近は、布屋ウレタンよりも不織布のマスクの方がいいといわれてきました。

ドイツ、公共交通機関で布マスクNG 医療用を義務化へ

医療用となるとN95/DS2マスクなどやサージカルマスクなど、不織布でも厳しい規格に合格したマスクとなるようです。

私が、ウォーキングの時に使った感覚からいえば、N95はすぐに息苦しさを感じますし、布マスクも速歩でしばらく歩くと息苦しくなってきます。

一番楽なのは不織布のマスクでしたが、これは、鼻のまわりとか頬骨のあたりに隙間が出来やすいので、その関係があるように思います。

昨年の今頃は、マスクがなかなか手に入りませんでしたし、価格もかなり高かったのですが、そのうち、市場に出回るようになり、価格も下がってきていました。

でも、タイでも集団感染が起きてしまい、急にマスクが市場から消えましたが、今回は、あっという間に手に入るようになっています。

タイでも布マスクや不織布マスクが、広く使われていますが、黒とかのウレタン製も若者には人気のようです。

不織布マスクは、ベトナム製や中国製が多いようで、路上で売っているのを見ると50個入りが5~60バーツで売られているようです。


そして、布マスクは洗って何度も使えますが、不織布マスクは使い捨てが基本なので、ゴミ問題やポイ捨て問題も起きています。

川や海に捨てられるといろいろな生態系にも影響が出るようで、個人個人が責任を持って処分しないと、ほんと大問題になりそうです。

ウォーキングの途中で見つけた路上に捨てられていたマスク。触るのは危険なので放置です。





マスクが感染をどのくらい防いでくれるのかは、いろいろな説もあるようですが、人混みとか大声で話したり歌っている人の近くでなければ、あまり関係の無いような気もしますが、人目があるから、やはり表ではします。

ほんとうは、家の中でもマスクをした方がいいという説もありますが、私は、寝る時以外は家の中でマスクはしません。感染予防ではなくて、エアコンで喉や口の中を乾燥させないためです。

2021年1月24日日曜日

新型コロナワクチンの話

 ワクチンを接種すべきかどうか、悩んでいる人も多いと思いますが、参考のひとつとして、各国の接種数を調べてみました。


国・地域別の累計ワクチン接種回数

(1月22日更新)

米国    17,540,000回    人口 332,092,704人

中国    15,000,000回      1,439,323,776人

英国      5,444,000回         68,086,356人

イスラエル   3,208,000回                 9,197,590人

UAE     2,246,000回                       9,957,245人

ドイツ     1,402,000回                 83,934,640人

イタリア    1,282,000回                   60,411,677人

ロシア     1,000,000回                   145,969,720人

インド      806,000回                1,387,604,808人

カナダ      696,000回                       37,927,656人

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/

上記の国々の中で比較的人口に対して接種数が多いイスラエルとUAEに注目すれば、ワクチン接種で、感染数や重症者や死者の数がどのくらい減ってきているかがわかるのではないかと思います。

Israel

https://www.worldometers.info/coronavirus/country/israel/

United Arab Emirates

https://www.worldometers.info/coronavirus/country/united-arab-emirates/


これ以外にも、接種回数と副反応の数や副反応の影響で死亡したと思われる人の数も必要でしょうね。

世の中には、デマに近い話とか、自分達の考えを正当化するためなのかデータの一部だけ切り取ることもありますから、自分で出来ることは調べた方が安全でしょうね。


煙がものすごい路上の焼き鳥・豚の屋台ですが、食欲をそそる匂いがたまりませんでした。

2021年1月23日土曜日

宮沢先生のビデオでおもしろかったポイント

宮沢先生の話の中で、身体の外側と内側の話がありました。

我々の身体は、肉の塊の中に管が通っているわけで、口から肛門までは、身体の中にあるけど、実際は外部とつながっているということを再確認でした。

食べ物や飲み物を口から入れると、食堂から胃を通って、十二指腸から小腸、そして大腸、直腸と通って、肛門から出ていくわけです。

その間に唾液や胃液が出たり、それ以外の分泌液も出てきて、食べたものを消化し栄養分を吸収するわけです。

空気の場合には、口や鼻から入り、気管支を通って、肺に入っていって、酸素を血液中に取り込み、血中の二酸化炭素を今度は肺から気管支、そして鼻や口へと出していきます。

尿は、腎臓から血中の水分や老廃物を抽出して尿路菅を通って膀胱に入って、尿道から排出されます。

よく勘違いしちゃうのが、血管にこびりついたコレステロールとかプラークを溶かすのなら、洗剤を飲んじゃえばいいんじゃない?みたいな発想をしがちですが、飲んだ洗剤は、肛門から出ていきますが、血液中に入っては行かないと思います。

まあ、将来は、詰まっている血管の部分だけを取り出して、血管内の大掃除をしてからまた戻すなどの方法もできるかもしれませんが。

サプリメントなんかにもありますが、カルシウムとかミネラルを服用すれば体内に吸収されるようなイメージがありますが、血中にどれだけ入って行くのかとか、それが必要な臓器とか関節とか筋肉に到達するのかどうかは、調べてみないとわからないことです。

男性ホルモン剤を飲むだけで元気モリモリになるのかどうかも、調べてみないかぎりわからないわけです。

虎の男性器とか象の男性器とかを密猟者が密売し、それを漢方として服用するお金持ちがいるそうですが、発想がちょっと単純すぎないかと思っちゃいます。

そんなことで殺されちゃう動物がかわいそうです。

ニキビが出来たときとか切り傷には、薬を塗れば消毒したり、化膿を止めたり出来ますが、身体の中に薬を運ぶのは簡単ではないようです。

簡単なら切り傷用のクリームを毎日食べたら胃潰瘍が治るかもしれませんよね。

痔なんかは、薬を肛門から挿入して治療する方法はあるようです。大腸がんが座薬で治療できたら素晴らしいでしょうね。

だから筋肉や皮下にワクチンを注射しても、血中に抗体はできますが、喉や鼻の粘膜上部にくっついているウィルスを殺すことはできないかもしれないという話は、実に興味深かったです。


バンコクでは今でも路上でズボンの裾直しとか伸びたゴムの入れ替えをしています。

2021年1月22日金曜日

大使館からのメール

 ・1月21日、バンコク都は、1月22日以降有効とする、施設の一時的閉鎖の緩和に関するバンコク都告示第17号を発表しました。バンコク都告示第15号及び16号により閉鎖されていた施設のうち、使用が認められることになる主な施設・活動は以下のとおりです。

・今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。


・ボードゲーム場、ゲーム店、インターネット店

・高齢者介護施設

・格闘技学校(ジム)、練習場

・競技場(ボクシング場、競馬場等は含まない)

・宴会場、及び類似の施設

・美容増進施設、入墨等のサービスを提供する店

・フィットネス・運動場

・健康増進施設、スパ、マッサージ施設

・ボーリング場、スケート・ローラーブレード場、類似の遊戯場

・ダンス場


・バンコク都告示第17号原文(タイ語)

http://www.prbangkok.com/th/download.php?ref=M2E0LJyirTkjoz13q29ZMT1sM2I0oTycrTMjpJ1Sq2IZoT1vM2S0qTysrPMjAJ0mqmSZZJ1kM0I0MTycrS8oSo3Q

・バンコク都告示第17号付表(各分野別の感染防止措置)(タイ語)

http://www.prbangkok.com/th/download.php?ref=M2E0LJyirTkjoz13q29ZMT1sM2I0oTycrTMjpJ1Sq2IZoT1vM2S0qTysrPMjAT0mqmSZZJ1kM0I0MTycrS8oSo3Q


在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続き感染予防に努めてください。

なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。


○外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

○在タイ日本国大使館ホームページ

https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)

https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php

○厚生労働省ホームページ 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

○厚生労働省(日本における水際対策の抜本的強化に関するQ&A)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

○厚生労働省(新型コロナウイルスに関するQ&A) 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

○厚生労働省(感染症対策の基本) 

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

○経済産業省(PCR検査が受診可能なトラベルクリニック等のリスト紹介)

https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200703002/20200703002.html


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


新型コロナについて宮沢先生のビデオをおさらい

 アメリカではバイデン新大統領が誕生し、批判する側から批判される側に回った大統領や支持者たちが、これから今まで言ってきたような成果を上げることが出来るかどうか、興味津々です。

とにかく日米関係が今まで以上に友好関係であること、そして世界で新たな戦争や紛争が起きないことを祈ります。

さて、これからの大きな話題はやはり、新型コロナのワクチンでしょうね。

そこで、この間見た宮沢先生のビデオをもう一のメモを取りながら見てみました。

まずPCR検査に関して、先生はあまり意味が無いとの意見でした。なぜなら、陰性であっても、その後感染する可能性はあるわけで、国民全員が3日ごとに検査を受け続けないかぎり、陰性の意味が無いとのことでした。

次に一口でワクチンと言っていますが、ワクチンには大きく分けて2つの流れがあって、古典的なワクチンと新世代ワクチンがあるそうで、まるでお笑いの世界ですね。

先生のお話とネットの情報をまとめました。復習の意味で書いているだけですから流し読みしてください。

ワクチンの種類と構成物

*製造過程やワクチンに含まれるモノがアレルギー反応にかかわっているようです。

古典的ワクチン

◉ 生ワクチン(弱毒化されたウイルスや細菌など)

ワクチン接種後しばらくして発熱や発疹などの症状がでる場合があります

弱毒化生ワクチン

• 麻疹ワクチン(CAM等)鶏卵胚細胞で継代して、

弱毒化したウイルス。

• 黄熱ワクチン(17D株)鶏卵で継代して弱毒化。

人の病原体と異なる類似のウイルス/細菌

• BCGワクチン

牛型結核菌(M. Bovis)を弱毒化したもの。

• 痘瘡ワクチン(LC16m8)

ワクシニアウイルス(天然痘ウイルスの近縁のウイルス)


◉不活化ワクチン

[全粒子]不活化ワクチン

ウイルス様粒子(VLP)表面抗原だけを発現した粒子を作成しクチンの抗原にする

• 日本脳炎など

トキソイド

• 破傷風

◉サブユニットワクチン

組換タンパクによるサブユニットワクチン

• インフルエンザワクチン 

• B型肝炎ワクチンなど

• シオノギの新型コロナワクチン

 ◉ウイルス様粒子ワクチン

HPVワクチンなど

日本で許可されているワクチン

生ワクチン 

MR、麻しん、風しん、おたふくかぜ、水痘、黄熱、ロタウイルス、痘瘡、BCG

不活化ワクチン

日本脳炎、インフルエンザ、狂犬病、A型肝炎、B型肝炎、ポリオ、ヒトパピローマウイルス、帯状疱疹、肺炎球菌、インフルエンザ菌b型、髄膜炎菌、DPT、DPT-IPV

トキソイド ワクチン

ジフテリア、破傷風、DT


承認されている混合ワクチン

麻疹・風疹

百日咳・ジフテリア・破傷風

±ポリオ(DPT±IPV)

破傷風・ジフテリア(DT)


新(次)世代ワクチン

◉ウイルスベクターワクチン

•ロシア精神型コロナワクチン Gam-KOVID-Vak 商品名スプートニクV

メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン

•ファイザー社のTozinameran

•ファイザー社の「mRNA-1273

DNAワクチン

◉抗原提示細胞ワクチン(T細胞を活性化させる細胞を増やすためのワクチン)でがん治療などに使われる


ここで話題のワクチンのおさらい

◉アメリカのファイザー社「mRNA-1273」が日本人に接種される可能性が高い。2回接種

ファイザー製はマイナス70度

◉アメリカのモデルナ製ワクチン 2回接種

モデルナ製はマイナス20度で保管

◉英国アストラゼネカ製のワクチン(ウイルスベクターワクチン) 

超低温保存が不要 1~2回接種

◉ロシア精神型コロナワクチン Gam-KOVID-Vak 商品名スプートニクV 2回接種

◉中国の不活化ワクチン「コロナヴァク」

摂氏2~8度という通常の冷蔵庫の温度で保管できる 2回接種

日・アンジェス=DNAワクチン、2回接種



ワクチンを接種すると血液中に抗体ができる

抗体とは、病気の原因となるウイルスや細菌など、免疫反応を引き起こす異物(抗原)が体内に入ってきた際に、攻撃したり体外に排除したりするために作られるタンパク質のこと

抗体には大別してIgM、IgD、IgG、IgA、IgEの5種類

時々耳にするに上がるIgG

血液中で最も多い抗体です。ヒト血清免疫グロブリン(抗体)の70-75%を占めます。危険因子の無毒化、白血球やマクロファージによる抗原・抗体複合体の認識に重要です。胎児には胎盤を介してIgGが供給され、赤ちゃんの免疫が発達するまで子供を守ります。

IgE

ヒト血清免疫グロブリンの0.001%以下と極微量しか存在しません。本来、寄生虫に対する免疫応答のために存在すると考えられていますが、寄生虫感染がまれな地域ではアレルギーに大きく関与しています。

IgM 

ABO 式血液型の判定

=====

ここで重要なことは、ワクチン注射は筋肉や皮下への注射ですから、抗体はリンパや血液中にできて、体内に運ばれていきます。

肝臓や腎臓などに感染したウィルスであれば、血液などが直接抗体を患部に運び、ウィルスと戦ってくれます。

しかし、口内とか気道とか肺の表面粘膜だと血中の抗体が直接働いてくれる作用が弱いと予想できるのだそうです。

気管支や肺にあるウィルスと戦うには、口や鼻から噴射するようなワクチンの開発が望まれるのだそうです。

あと、抗体以外にT細胞と言われるキラー細胞があって、ウィルスと戦ってくれますが、ワクチンにはそのT細胞を増やす働きがあるそうです。


ちょっと疲れてきたので、副反応でしめることにします。

ワクチンには副反応がつきもので、接種後、発熱とか注射をうったあとが腫れるとか痛むとか、頭痛などを訴える人もいます。

一番怖いのは、反応が激しく全身性のものをアナフィラキシーと呼び、さらに急速な血圧低下によりショック状態を呈したものをアナフィラキシーショックという。また、この種のアレルギー症状は、早ければ10分前後で現れてくる。

ですから、ワクチン接種後は、しばらく病院にいて1時間ほど様子を見てから帰宅することが望ましいそうです。

病院にいれば、すぐにアドレナリン(エピネフリン)の投与で命の危険は去るそうです。

時間が経ってからアレルギーが現れることもあるそうですが、その場合には、命にかかわることはほとんど考えられないそうです。

そして、以外とわかっていないのが、免疫に関する影響で、ウィルスが感染している細胞に抗体やT細胞が攻撃を仕掛けるときに、やり過ぎちゃうことも可能性はあるそうです。

ウィルスの攻撃ではなくて、ウィルスと戦う自分の抗体やT細胞で自分の細胞が痛めつけられて、重症化することもあるそうです。

DNAワクチンやRNAワクチンは、染色体を操作するので、あとから、予想をもしなかった問題が起きる可能性もないとはいえないとか。

ワクチンを打てば、重症化が防げるというメリットもあるそうですが、だからといって、PCR検査で陰性にならない人もいるし、抗体ができない人もいるそうですし、他人に感染させる可能性はあるそうです。

ワクチンを打つことでかえって感染を全身に広げてしまう「抗体依存性感染増強(ADE)」も研究が必要です。


とにかく、ワクチンにもいろいろな種類があるし、まだまだわかっていないことも多いので、すでにワクチンを接種している国の感染者や死亡者の変や副反応の報告などを見ながら熟考した方がいいでしょうね。

アメリカの感染状況

イギリスの感染状況

私には専門知識もないですし、宮沢先生の説明をすべて理解できたわけでもありませんので、間違いがあったら、ごめんなさいです。

新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン

最期までお付き合い、ありがとうございました。

マスク50枚で60バーツだって。